2日、ダッタフォーリャによる大統領選の世論調査が行われ、ジャイール・ボルソナロ氏が支持率を32%に上げて優位に立つ一方、追うフェルナンド・ハダジ氏(労働者党・PT)がルーラ元大統領に伴うスキャンダルなどで支持率を下げた。また、今回の調査では、ボルソナロ、ハダジ両氏が共に拒絶率で40%を超えるという、異例の選挙となっている。3日付現地紙が報じている。
ボルソナロ氏が前回の発表から4ポイントも上げてきた理由としては、9月29日に行われた、同氏に反対する女性たちを中心とした全国的な抗議活動「エレ・ノン」に脅威を感じた人たちがあわてて同氏支持に回ったことが考えられている。