ホーム | 日系社会ニュース | 北海道協会=安平町被災者支援に立ち上がる=イカやニシン焼きを12日=ブラジル銀行で義援金受付け中

北海道協会=安平町被災者支援に立ち上がる=イカやニシン焼きを12日=ブラジル銀行で義援金受付け中

案内に来社した大沼会長、馬場第一副会長

案内に来社した大沼会長、馬場第一副会長

 ブラジル北海道協会(大沼宣信会長)が北海道胆振(いぶり)東部地震で震度6強の被害を受けた安平町の支援のため『北海道安平町震災支援イベント』を12日(金)午前11時から午後3時半まで、サンパウロ市の同会館(Rua Joaquim Tavora, 605, Vila Mariana)で開催する。入場無料。
 9月6日午前3時に北海道胆振地方中東部を震源として地震が発生し、約25の市町が震度5弱以上の大きな被害を受けた。特に被害が大きかったのが厚真町とむかわ町、安平町だ。
 中でもこの安平町と北海道協会には深いゆかりがあるために、特別に支援イベントが今回企画された。というのも、同町は真保生紀(しんぼせいき)早来郵便局局長(当時)らが中心となり、2009年に行なわれた同人移住90周年、同協会設立70周年などの式典にあわせ、体長2メートルもの雪だるまを空輸して贈った。
 また、来年8月に予定している同人移住100周年記念式典にも雪だるまを船便で当地に贈り、ジャパン・ハウス(JH)で展示する企画も話し合われていた。
 今回の支援イベントではヤキイカ、焼きニシンなどの料理のほか、デザートや飲み物が販売される。売上げは支援金として11月に来伯予定の北海道日伯協会に渡される。会場内には募金箱も設置される。
 案内のため来社した大沼会長、馬場光男第一副会長らは「イベントでは北海道に向けビデオレターの撮影も予定している。サンパウロ市周辺だけでなく、ブラジル全土の北海道関係者、同系人の人はぜひ協力を」と参加を呼びかけた。
 また、同協会の銀行口座でも募金を受け付けている。振込先は以下の通り。《Associação Hokkaido de Cultura e Assistência, CNPJ 62.815.121/0001-49, Banco do Brasil (001), agência – 0646-7 – C/C – 4852-6》