ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)が「9月度代表者会議」を先月27日に県連会議室で行った。来年度の第22回日本祭りのテーマ案や、相次ぐ日本の自然災害を援助するため、県連災害基金の創設について話し合いが行なわれた。
会議では23日に行われた「第12回弁論大会」の優勝者、佐藤つよし・リンコンさん(四世)が発表。曽祖父から代々受け継いだ日本語を後世にも伝え、祖先への恩返しにすることを力強く語った。
また、来年の日本祭りのテーマ案は「情報ネットと文化交流」。予想収入額は425万4千レ、支出額は422万2千レとなった。
県連災害基金設立案は山田会長から発表され、「毎年日本国内各所で起こる災害に対し、県連でも支援ができたら」と理由を語った。
同基金は各県人会長が毎月20レ(毎年240レ)を入金し、年間基金総額が1万1280レになるというもの。被災した県の県人会が正式に募金活動を行なったときのみ、県連役員会での承認、また代表者会議での出席者の半数+1人の賛成により、基金残高の最大70%を限度に支給する。
満場一致で設立が承認されたが、入金額や運用方法については、今後検討される。
8月度会計報告は収入164万7267・85レ、支出は139万6337・20レ。9月度は収入214万601・54レ、支出が221万6982・86レとなった。
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