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東西南北

 セアラー州フォルタレーザ大都市圏のイタイチンガ市の刑務所で13日、11歳の少女が強姦される事件が起きた。この少女は、同日9―16時の面会時間に、母親と一緒に服役中の父親に会いに来ていた。事件は少女が父親に付き添われて独房を出た瞬間に起きた。別の受刑囚が少女をさらい、犯行に及んだもので、少女不在に気づいた母親の通報で刑務所職員が探し出した時には既に事は終わっており、少女の下着は血で汚れていたという。犯人は判明しており、既に別の刑務所に移された。この刑務所には収容能力の1・5倍の囚人が収監されている。同州保安局は安全性が強化されるまで、同刑務所での面会を禁じた。
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 17日付アゴラ紙によると、サンパウロ市地下鉄4号線にオスカー・フレイレ駅が出来たことによって、駅前にあるレボウサスのバス停の利用者が激減しているという。資料によると、レボウサスと南西部カンポ・リンポをつなぐバスも、昨年8月の時点では1日平均約41万人が利用していたのに、今年8月には約37万8千人と、約1割ほど減っているという。このところ、市内各地で新しい地下鉄やCPTMの駅が開業しているが、それに伴うバスの改編も必要ありそうだ。
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 17日、サウジアラビアで行われたサッカー代表の親善試合で、セレソンは宿敵アルゼンチンに1―0で勝利した。両チームとも決め手がなく、「引き分けか」と思われた後半ロスイタイムに、35歳のベテラン・ディフェンダー、ミランダが得点を決め、逃げ切った。次の親善試合は11月。選挙も終わってゆっくり楽しみたい。