ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)主催の『第12回文協総合美術展』が、21日から28日までサンパウロ市文協ビル(Rua Sao Joaquim, 381)の文化スペースで開催される。入場無料。
現代画、具象画(美展)、工芸の3カテゴリーから147人の作品258点が展示される。昨年に引き続き、現代画で赤崎マルコスさんが大金賞を受賞。
また、同美術展の前身である工芸展の創設者、鈴木章子さん、川上久子さん、三橋延吉さん、豊田豊さんが表彰される。工芸展は1968年に創設され、今年で50周年となる。ほか、三世までの日系芸術家23人も招聘され、本美術展に出展している。
案内のため来社した生駒憲二郎工芸委員長、酒井町子美展委員長は「今年もたくさんの作品が展示されている。是非来場を」と呼びかけた。
開館時間は平日正午から午後5時、土日祝日は午前10時から午後5時、最終日は午前10時から午後3時。20日午後3時からは大講堂で開会式が行なわれる。
問合せは、文協(11・3208・1755)まで。