人気女優のブルーナ・マルケジーナが18日、長年の恋人でもあるネイマール(26)との恋愛関係を終えたと発表した。
ブルーナはサンパウロで行われたイベントで、ネイマールとの交際の終りを発表した。
ブルーナは「この件に関してはあまり長引かせたくはありません。私と彼(ネイマール)に理解と配慮をお願いします。はっきりさせておきますが、別れる理由は政治的な価値観の違いではありません。私たち2人はこのところ、すごく批判されて危険な生活を送っていたので。別れ話を切り出したのは彼の方です」と語った。
ブルーナ自身は否定したが、9月から10月にかけての大統領選で、彼女とネイマールの危機は表面化していた。それは大統領選をめぐり、誰を支持するかで二人が意見を異にしたためだ。
9月、ブルーナは極右大統領候補ジャイール・ボルソナロ氏の女性蔑視や、LGBTや人種差別に反対する運動「エレ・ノン運動」に積極的に参加した。彼女はユーチューブやインスタグラムでボルソナロ支持者から強い嫌がらせを受け続けながらも、意思を曲げなかった。
他方、ネイマールはボルソナロ氏に好意的で、票を投じることをほのめかした際、自身のインスタグラムでブルーナのファンたちから強い批判を浴びた。ネイマールが誰に票を入れたかは明らかにされていないが、ブラジルのサッカー選手はボルソナロ氏の支持派が優勢だ。
ボルソナロ氏は、極右政治家に警戒心の強い欧州で恐れられており、FCバルセロナはかつてのチームの功労者であるロナウジーニョとリヴァウドが同氏に投票したことに関し、遺憾の意を表明している。
ボルソナロ氏をめぐってのネイマールとブルーナの不和は、10月初旬には既に噂されていた。
今回の離別に関しては、一説によると、ネイマールがブルーナに、彼の所属チーム、PSGの本拠地であるパリに移住することを希望したが、ブルーナがそれに難色を示したためだとも言われている。
ネイマールとブルーナは2013年から交際をスタートし、14年のブラジルでのW杯のときに世界的に話題となった。以降、何度か別れていた時期もあったが、昨年、復縁していた。
2人は「ブルマール」との愛称も得るなど、サッカー界と芸能界を結ぶ人気カップルでもあり、今回も別れを惜しむ声がブラジルでは目だっている。(18日付ピュア・ピープル・サイトなどより)
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