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ダッタフォーリャ=「ボルソナロ、討論会に出ろ」=国民の73%が希望する

 18日に発表されたダッタフォーリャの世論調査で、国民の73%が、大統領候補のジャイール・ボルソナロ氏(社会民主党・PSL)にフェルナンド・ハダジ氏(労働者党・PT)とのテレビ討論会に出席するよう望んでいることがわかった。19日付現地紙が報じている。
 ボルソナロ氏は9月6日にミナス・ジェライス州での選挙活動中に刺傷事件を受けて以来、テレビで予定されていた討論会には出ていない。
 同氏は9月29日に退院したが、当初は「ドクター・ストップ」を理由に討論会への出演を拒否続けていた。だが、後に「討論会に出ないのは戦略だ」と自ら発言。18日に同氏を診察した担当医2人は、「出演は本人次第」と判断している。
 ボルソナロ氏はかねてから討論での弱さを指摘されており、提案にも過激なものが含まれていると思われていたため、刺傷事件前から、「討論会に出ない方が勝機がある」と言われていた。
 ダッタフォーリャが18日に発表した大統領選の支持率では、59%対41%でハダジ氏を大きくリードしているが、それでも国民の多くが出演を望んでいることが伺える。