サンパウロ市会計検査局(TCM―SP)は24日、同市に対して、市内のバス路線の大幅な変更に伴う入札に必要な資金の調達を了承した。しめて680億レアルで、落札業者は20年間の契約をすることになる。ジョアン・ドリア前市長の頃から進められていた計画では、「地区間はマイクロ・バス」「他区間を結ぶものは大型バス」を使用することになる。新計画では190線を廃止し、267線のルートを変更する他、44線が新設される。さらに、バスは冷房やワイ・ファイなどが完備されたモダンなものになるという。地下鉄の拡充でサンパウロ市民の生活の変化が話題の昨今だが、バスもそれに続きたいところだ。
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21日、サンパウロ市トレメンベーで、49歳の陸軍大佐が、80歳の元警察官ミウトン・モンテモールさんに暴力をふるい、大腿骨骨折などの重傷を負わせる事件があった。事の発端は、この大佐とミウトンさんの妹が、教会で神父のことに関して口論となったことにあるという。ミウトンさんはこの口論を仲裁したが、ミサから帰ろうとしたところ、駐車場で待ち伏せされ、被害にあった。ミウトンさんは病院で手術を受け、安静を命じられている。大佐は軍警で取り調べを受けたという。
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24日のサッカーのリベルタドーレス杯準決勝第1試合。パルメイラスは、敵地ブエノス・アイレスでのボカ・ジュニオールズ戦を0―2で落とした。相手はアルゼンチンのみならず、ウルグアイやコロンビアの代表選手が集まる南米屈指の強豪だ。苦しい展開となったが、次回31日の本拠地アリアンツ・パルケで逆転を狙いたい。
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