ブラジル国内ニュース
《ブラジル》国民の47%がワッツアップの情報信じる=ダッタフォーリャ調査で判明
ダッタフォーリャの最新の世論調査によると、国民の47%が、ワッツアップ上に流れた情報を「信じる」と回答していたことがわかった。26日付現地紙が報じている。
24、25日に全国341市で行われた調査によると、国民の78%がワッツアップを使用しており、ワッツアップを含むSNSを通じて選挙の話を共有していた人も66%いた。また、47%の人が「ワッツアップで流れた話を信じている」と答えたという。
ワッツアップに関しては、ジャイール・ボルソナロ氏の協力企業が億単位のフェイクニュースを広める契約を行ったとする報道がフォーリャ紙で流されている。なお、国民の44%がボルソナロ氏に対する、47%が対抗のフェルナンド・ハダジ氏に関する悪い情報を受け取っていたという。
さらに「ボルソナロ氏はフェイクニュースを制御していたか」の問いに43%が「そうは思わない」と答えている。
一方、米州機構は25日、今回のブラジルの選挙は、「ワッツアップを通して大量に流されたフェイクニュースが結果に影響を及ぼした史上初の選挙」との見解を示した。
選挙監視団団長で元コスタリカ大統領でもあるラウラ・チンチージャ氏は、「米国でもフェイクニュースが選挙で問題になったことはあるが、それらはツイッターやフェイスブックといった公的メディアによるものだった」と統括。ワッツアップという、個人的かつ情報源特定や虚報の流布阻止が困難なメディアを利用して、大量のフェイクニュースを流した選挙は前例がないとしている。