人気者くまモンを歓迎のために、ブラジル日本語センター(日下野良武理事長)では、1時間も前から日本語学習者の子供や青年ら100人が集まり、くまモン体操の練習に汗を流していた。
くまモンが乗ったマイクロバスが到着するや、全員で「く~ま~モ~ン!」との大合唱が繰り返された。しばらくしてようやく日伯の小旗がヒラヒラと振られるなかを入場すると、興奮は絶好調に。子供たちからメッセージ入り色紙をプレゼントされたあと、一緒にくまモン体操を踊り、記念撮影をした。中には抱きついて喜ぶ子も。
当日はタボン・ダ・セーラ文協日本語学校からバスで20人が駆けつけた。わざわざピエダーデから兄姉でやってきた木村愛吏さん(あいり、14、三世)は「くまモン大好き! わたし熊本生まれなの。1歳のときにブラジルに来た。本物は想像の通りカワイかった。次はいつ?」と満足した表情を浮かべた。次回が楽しみな、くまモン南米出張となった。(深)