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EUがブラジルの検査体制に注文=食肉の他に魚、蜂蜜でも

ブライロ・マッジ農相(Marcelo Camargo)
ブライロ・マッジ農相(Marcelo Camargo)

 今年5月末から6月8日にかけてEUが行った衛生検査によると、牛肉、鶏肉、馬肉、魚、蜂蜜などのブラジル産の輸出食品に不備が見つかったと16日付ブラジル紙が報じている。
 昨年3月に食肉衛生検査不正を暴く目的で、ブラジル連邦警察が行ったカルネ・フラッカ作戦の発動以来、EUはブラジル産食品に対してより厳しい品質検査を行うようになっており、ブラジルの農家は、輸出許可企業リストによって、再選別される事となった。
 5月末から6月8日にかけて行われた調査では、食肉に含まれる残留物や動物に使われる薬品の有無に重点が置かれたが、EUの保健当局による検査結果は、11月に入って公開となった。
 「検査の目的は、EUに輸出される(生きた)動物や食肉加工品に残っている残留物の量や、薬品類による汚染の度合いを調べる事で、ブラジル側の管理体制をチェックする事だった」とEUは書面で発表している。
 EUは、ブラジルの残留物監視計画そのものは国際基準に沿ってはいるが、ブラジル産製品の信頼性は部分的に弱まったとしている。その理由として、ブラジル産の魚や蜂蜜の中には、EU基準では認められていない薬品の使用が検査されていないものも多い事をあげている。
 また、牛肉や鶏肉に関しても、ブラジル製品の一部からEUでは使用が認められていない成分が検出されたとした上、動物に薬品を投与した際は、その動物の食肉が安全である保証が得られないとも批判している。
 ブラジル農牧供給省は、EUの要求に沿った検査措置を実施する計画をEU側に提示した。またブラジル政府は、来年からは魚の検査固体の数量目標を設定し、EU側が求める残留物検査も厳密に行うことも約束している。

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