本日付で報じたサンパウロ市西部ジャグアレー地区の高架橋落下騒ぎは市民に恐怖心と危機感を感じさせたが、16日付アゴラ紙によると、市内には同様の危険性を持ち、改修の必要のある橋が185カ所中、33カ所あるという。さらに、カサビ市政の2007年に、「注意すべき橋」として指定されたものが、その時点で既に50カ所以上あったという。サンパウロ市の橋は古いものが多く、敷き詰めたブロックがガタガタ揺れ、思わず橋の下を見てしまいたくなることも珍しくなかったが、もうそろそろ本気で取り組む必要があるということか。大きな事故が起こる前に、至急解決する必要がある。
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夏が近づくにつれ、気温も上昇している昨今。水浴を楽しむ人も増える頃だが、大サンパウロ市圏サンベルナルド・ド・カンポでは15日、エストリル公園のリアショ・グランデと呼ばれる砂浜でゴミが多いと苦情が出た。この砂浜は、水質汚染が問題となり、「水浴不適」とされていたビリングス水系の中で唯一、水浴が出来る場所として知られている。水質が問題視されているといえばグアラピランガ水系のそれもしばしば問題にされるが、解決してほしいところ。
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サッカーの全国選手権も残りあと4節。首位パルメイラスは明日、敵地でのパラナー戦。相手は最下位確定のチームだけに、勝って早めの優勝につなげたいところ。リベルタドーレス杯を予選なし(4位以上)で行きたいサンパウロは明日、モルンビでクルゼイロと。2部降格圏内(17位以下)と勝ち点差3と尻に火がついたコリンチャンスは今日ヴァスコ戦だ。
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