サンパウロ市リベルダーデ区トマス・ゴンザガ街51番にある、ヤマト商事(高木和博社長)が経営する味噌ラーメン専門店「らーめん和」は、近日中に同街87番に移転し、新装開店する。それまでは、現在の店舗で通常どおり営業する。
同店では、関東一円を中心に台湾、アメリカ、タイ、カナダ、ベトナム、イタリア、スリランカでもラーメンチェーン「味噌屋」を展開する株式会社「トライ」(田所史之社長、千葉県)と提携し、本当の日本の味を提供している。
「お客様第一」をモットーとする同店は、客の待ち時間解消のため、現在の32席から新店舗では72席に倍増して対応する。現在の店舗とは趣向を変え、モダンで小洒落た空間となっている。
店舗入口には新たにバーカウンターが設置される。日本酒5種やビール等の酒類に加え、旨みのあるラーメンのスープを使った中華風から揚げ等おつまみ6品を提供。居酒屋ブームの需要も取り込む狙いだ。
同社の長谷川洋二取締役は「週末には長蛇の列ができてお客様を待たせてしまっていた。これにより混雑を解消し、ゆっくりとお食事を楽しんで頂ける快適な空間をお客様に提供できる」と自信を伺わせる。
「適正価格で美味しいラーメンをお客様に提供したいという思いは変わらない。地方から遥々来て下さるお客様のためにも、いずれは昼と夜の間の休憩時間も無くして営業できるようにしたい」と見通しを語った。
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「らーめん和」では、自慢の味を袋ラーメンにし、2袋セットで62レアルで販売中だ。一般の袋ラーメンと比べれば割高だが、同店で提供されるものと、まったく同じ味噌とスープを使用したもの。麺は乾麺でメンマ付。長谷川取締役は「お土産としても喜んでお買い求め頂いている。好きな具材を入れて、ご賞味頂ければ」とのこと。そのほか、お肉やおつまみ等にも相性抜群という特製唐辛子12レも。日本直輸入の本格的な和のラーメンを自宅で味わってみては?