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東西南北

 サッカーの全国選手権はパルメイラスの優勝で終わったが、お隣アルゼンチンではサッカーで異例の事態が起きている。南米一を決めるリベルタドーレス杯決勝の第2試合リーヴェル・プレイト対ボカ・ジュニオルズの試合は24日の予定だったが、リーヴェルの応援団がボカの選手の乗ったバスを襲い、選手に負傷者が続出。試合は25日に延期されたが、開始2時間前に再び延期され、新たな日程も未定だ。両チームはブエノス・アイレスが本拠で長年のライバル同志。両者の対戦は「世界の見るべき伝統カード」にも必ず選出されるほど有名だが、行き過ぎてしまったか。そんなマナーなら、ブラジルのチームに優勝してほしかった。
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 先週末はサンパウロ大都市圏で強い雨が降り、その影響で水害などの報告も少なくなく、悲劇も起きている。サンベルナルド・ド・カンポでは23日、通りで起きた冠水で3人が亡くなった。一人はミレーラちゃんという3歳女児で、63歳の祖母と共に車ごと水に飲み込まれて溺れ、救出後に病院に運ばれたが、祖母は当日死亡。ミレーラちゃんは25日夜、脳死が宣言された。もう一人は43歳の男性で、自転車に乗っていて濁流に流され、命を落とした。
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 先週末にまとまった雨が降った関係で、カンタレイラ水系の11月の降水量は26日午前9時現在で128・6ミリとなり、2カ月連続で100ミリを超えた。水位も9月15日以来となる35%台に戻している。アウト・チエテ水系は49・8%、グアラピランガ水系も59・5%まで上がってきている。12月以降も続けばいいが。