サンパウロ州ドック会社(Codesp)が6日、1~10月のサントス港の荷物取扱量は1億1060万トンで、昨年同期比で1・5%増えたと発表した。
船の接岸回数は4026回で、昨年同期比0・4%減となった。
20フィートのコンテナに換算したコンテナ数は350万個で、昨年同期比で8・8%増えたが、積荷の総重量は7898万トンで、昨年同期より0・5%減った。
積載量のトップは大豆で、前年同期比20・8%増の2498万トンを積み込んだ。2位は砂糖の1289万トン(27・5%増)、3位はトウモロコシの837万トン(21・2%減)。セルロースは376万トンで56・1%増え、シトラスジュースも192万トンで13・6%増だった。
一方、降ろした荷物の総量は3167万トンで、昨年同期比6・7%増となった。この取扱量は過去最高だ。
最も多かったのは、肥料の327万トンで昨年同期比で1・2%増、2位の硫黄も174万トンで18・3%増えた。以下、ディーゼル油156万トン、小麦113万トン、苛性ソーダ81万5700トンと続く。
10月だけ見た場合の取扱総量は1025万トンで、昨年同期より9・8%減った。接岸した船舶数も、6・9%減の380隻だった。
積み込んだ貨物の筆頭はトウモロコシの150万トンだが、月間の総積載量は昨年同月より14・2%減った。他方、降ろした荷物の量は315万トンで1・9%増えた。取扱量最多はやはり肥料で、39万6200トンが積み下ろされた。(6日付アジェンシア・ブラジルより)