南米サッカー連盟(CONMEBOL)は18日、来年6月14日に開幕するコパ・アメリカの日程と試合会場を発表した。同大会にはCONMEBOL所属の10カ国に加え、招待国として、カタール、そして日本が参加して行なわれる。
コパ・アメリカは6月14日から7月7日まで、ブラジル国内5都市、六つのスタジアムで試合が行われる。試合会場は、サンパウロ市が、開幕戦が行われるモルンビ・スタジアムと、アレーナ・コリンチャンスで、各3試合ずつ。バイア州サルバドールのフォンテ・ノヴァでは5試合、リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレのグレミオ・アリーナでは5試合、ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテのミネイロン・スタジアムで5試合。リオ州のマラカナン・スタジアムでは、決勝戦を含む5試合が行われる。
大会はまず、出場12カ国を4カ国ずつの3グループに分け、1回戦総当りの一次リーグを戦う。各グループの上位2カ国と、3位になった3カ国の中から、成績上位の2カ国、合計8カ国が決勝トーナメントに進出。その後は、8カ国によるトーナメントとなる。
出場国数は12カ国とワールドカップの3分の1だが、6月14日から24日までは11日連続で一次リーグが行われ、2日間の休みのあと、27~29日は3日連続で準々決勝、7月2、3日は準決勝、6日に3位決定戦、7日に決勝と、3週間以上にわたって、ブラジルは全国各地でサッカー三昧となる。 アルゼンチン、ウルグアイ、コロンビア、チリの各代表には、普段はTVでしか見られない欧州の強豪チームに所属のスター選手がいて、ハイレベルなプレーを間近で観るチャンスだ。
グループ分け抽選は年明け1月24日に予定されており、まだどのチームがどのグループに入るのかは明らかにされていないが、セレソン(ブラジル代表)は「Aグループの1」になることは決定している。ブラジルの日程は6月14日にモルンビで開幕戦、18日にフォンテ・ノヴァで第2戦、一次リーグ最終戦は22日にアレーナ・コリンチャンスということになる。
日本代表のファンにとっては日本戦がどこで行われるかが気になるが、現状では未定だ。2014年のワールドカップでは一勝も挙げられなかったが、ロシアワールドカップ後に大きくメンバーが刷新された新生森保ジャパンの奮闘に期待が集まる。(18日付グローボエスポルテなどより)