日伯文化連盟(アリアンサ、大城幸雄理事長)は初めての訪日ツアー「アリアンサと日本へ行こう」を計画しており、その説明会が15日午後、文協ビル6階で開催された。同連盟の日本語講座の在学生や卒業生およびその家族などを対象に呼びかけたもので、100人余りが集まって会場が一杯になった。
来年7月1日に出発し、26日に帰伯。費用は7520ドル(航空運賃、地上移動費、ホテルと朝食代など)。日本の主な観光名所を一気に回った上で、アリアンサを関係のある大学等との交流も行う濃い内容のものだ。アリアンサの教師が二人同行する。最低催行人数は30人。
最初は東京で皇居、銀座、上野公園、アメ横、秋葉原などの定番コースから。NHK訪問、原宿、明治神宮、スカイツリー、隅田川クルーズ、お台場なども訪れる。
その後、箱根、富士山五合目、富士急ハイランドの後、名古屋へ。さらに京都では伏見稲荷、三十三間堂、清水寺、八坂神社など。奈良にも赴き、東大寺と大仏、奈良公園、法隆寺を訪ねる。
大阪では道頓堀、心斎橋、黒門市場、梅田スカイビル展望台。広島では平和記念公園や平和記念資料館、宮島。次に兵庫県に戻って姫路城、さらに三重県の鳥羽、伊勢神宮。神奈川県に移動してJICA横浜の海外移住資料館、山下公園など。オプションツアーには東京ディズニーランド、大阪ユニバーサルスタジオなどもある。
学術交流としては新宿日本語学校、明治大学、東海大学、国士館大学などの学生らと交流すべく連絡を取っている。大城理事長は「まだ計画の段階だが、説明会の反応が良ければ実施する。こんなにたくさん来てくれるとは思わなかった」と嬉しい悲鳴を上げていた。
申し込みや問い合わせは、1月20日までにアリアンサ(11・3209・6630、11・3209・9998、11・3031・5550)へ。