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2019年2月12日の記事一覧

サンフランシスコ川に鉱毒が流れ込んだら悪夢…

ブルマジーニョの鉱滓ダムから出た有毒汚泥は、パラオペバ川に流れ込み、下流のサンフランシスコ川に向かって下降している

 人生における「幸運の総量」は決まっているのか?――3年前のマリアナの鉱滓ダム決壊で生き延びた人が、今回のブルマジーニョでは行方不明になったとの報道に接し、そんなことを考えさせられた。2月3日付ヴェージャ誌サイトによれば、溶接工エリジオ・ジアスさん(32)はヴァーレの下請け会社社員で、2015年にはマリアナ鉱滓ダムの現場で働いて ...

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被爆者平和協会の3人を顕彰=平和普及活動に州名誉功労賞=「亡くなった皆と一緒に受賞」

受章者5人と来賓ら

 「サンパウロ州が、私たちの活動を3人一緒に認めてくれたのが何より嬉しいですね」――被爆者平和協会の森田隆会長(94、広島県)が8日午後7時、聖議会で行われた「広島被爆者への顕彰式典」でサンパウロ州名誉功労賞を授与し、喜びを語った。森田会長は広島での被爆経験を演劇にして公演し、平和活動に貢献してきた。同じく活動している盆子原国彦 ...

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松林氏『ある日本移民の歴史』刊行=亡父の渡伯百年記念で日記翻訳

案内に訪れた忍さん(右)とその妻・文江さん

 「曽祖父が何処から来たのか、そのルーツを知りたい」――こうした孫の強い要望を受けて、松林忍さん(85、二世)は『ある日本移民の歴史』(全260項、ポ語)を上梓した。  これは父・米治さんが、1930年~60年までに書いた10冊の日記を翻訳したもの。15年から翻訳作業をはじめ、米治さんの渡伯百周年祭を祝した昨年7月に合わせて、刊 ...

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楽書倶楽部=初の「大賞」作品は広川さん=80歳女性のときめき描く

1位の広川さんと2位の村上さん

 日毎叢書企画出版により『楽書倶楽部』第46号が15日付で刊行され、初の試みである「楽書倶楽部大賞」が発表され、広川和子さんの小説「浅きゆめみし」が受賞した。これは2018年に5冊発行された同誌に掲載された全作品から、一番気に入ったものを読者に選んでもらうもの。  80歳を迎えた女性の心のトキメキを描いた作品で、広川さんは「とて ...

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長崎県人会総会、24日に

 ブラジル長崎県人会(川添博会長)は「定期総会」を今月24日、ジャバクアラ区の同会館(Rua General Waldomiro de Lima, 241)で開催する。第一次召集は午前9時半、第二次召集は午前10時から。  議題は、18年度事業報告ならびに決算報告、19年度事業計画ならびに予算案審査が行われる。総会後、新年会とな ...

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大分県人会総会、24日に

 ブラジル大分県人会(四條玉田イウダ会長)は「定期総会」を今月24日、文協ビル5階の県連会議室(Rua Sao Joaquim, 381)で開催する。第一次召集は午前9時半、第二次召集は午前10時から。  議題は、18年度事業報告ならびに決算報告、19年度事業計画ならびに予算案審議、補監査役選出が行われる。総会後、新年会となる。 ...

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大耳小耳

 『ブラジル岐阜県人会便り』1月号を見ていたら、「県連日本祭りに一緒に参加しましょう」という呼びかけが掲載されていた。なんでも、日本三大踊りのひとつとして有名な「郡上踊り」をイミグランテス会場で披露する計画があるらしく、参加者を募集している。《振り付けはとてもシンプルなので、誰でもすぐに覚えられます》とのこと。さらに、同祭りの岐 ...

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『百年の水流』開発前線編 第四部=ドラマの町バストス=外山 脩=(10)

世界一!  ここで、一寸と話は飛ぶが――。  この国の日系コロニアで政治、経済、文化、スポーツその他いかなる分野でもよいから〝世界一〟の折り紙をつけられる対象があるだろうか……といった類のことは、筆者は考えてみたこともない。  ある筈はないからだ。  ところが、それがあったのである。  ブラタク製糸㈱が、生糸メーカーとしては世界 ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(46)

「以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スベシ」という箇所の響きが気に入って、ここは特に気持ちをこめて暗誦した。意味がわかったわけではない。 「天壌無窮」とは何のことだろうと自問したが、その答えは得られなかった。  最後に、起立して「君が代」を斉唱した。  正輝が参加した愛国心あふれる天長節はグァタパラだけでなく他の集団地の移民の間でも行なわ ...

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