2018年後半の選挙の熱狂もどこへやら――多くの有権者は、自分が投票した候補、対立候補の当選落選の人間ドラマだけに心を奪われて、「政治参加」の役割を果たした気分になりがちだ。だが「政治参加」は選挙で終わりではなく、市民の大事な役割はまた残っている。それは「政治家の監視」だ。 政治家が議会でどのような仕事をしているか、法案承認 ...
続きを読む »2月 2019の記事一覧
《サンパウロ》動植物園周辺市民に呼びかけ=黄熱病ワクチンの接種を
【既報関連】サンパウロ市南部の動物園で8日、黄熱病に感染した猿が見つかったことから、サンパウロ市役所は動物園とそこに隣接する植物園から300メートル以内の家を直接訪問し、黄熱病予防ワクチンの摂取を呼びかけることを決定した。 市は、200人以上の保健担当職員を動員し、1万3千戸を訪問する予定。同ワクチンを未接種の人は職員訪問の ...
続きを読む »「植民地時代の黒人奴隷のよう」=ヴォーグ・ブラジル編集長のインスタグラム投稿が大問題に
ファッション雑誌「ヴォーグ」のブラジル版編集長が、19世紀の奴隷制時代の女帝を想像させる衣装を着た写真をSNSに掲載したことで物議を醸した。 これは同誌編集長ドナタ・メイレレス氏が50歳の誕生日を祝う企画として、8日に自分のインスタグラムにあげたものだった。 これはバイア州サルバドールの由緒ある建造物、アクラマソン宮殿を貸 ...
続きを読む »《ブラジル》著名キャスター、リカルド・ボエシャがヘリで墜落死=タブーなし、厳しい批評で有名
ブラジルを代表するジャーナリスト、ニュースキャスターのリカルド・ボエシャ氏(66歳)が11日、サンパウロ市のアニャンゲーラ高速道で、搭乗していたヘリコプターの墜落により死亡した。彼は国内で最も信頼されているジャーナリストの一人だった。11日午後から翌日まで、ブラジルのあらゆるメディアはこのニュース一色になった。 ...
続きを読む »《ベネズエラ情勢》ブラジル外相、グアイド暫定大統領が任命した大使と面会=ロライマ州からベネズエラへ救援物資搬入へ=国境で“人の鎖”計画準備
【既報関連】エルネスト・アラウージョ、ブラジル外相は11日、ベネズエラのファン・グアイド暫定大統領に指名された駐ブラジル、ベネズエラ大使のマリア・ベレンドリア氏、ベネズエラ国民議会のレステル・トレド議員と会合したと、12日付ブラジル各紙が報じた。 米国はベネズエラ国民への支援物資をコロンビア経由で送ろうとしたが、マドゥーロ政 ...
続きを読む »《リオ》再びサッカー宿泊施設火災=バングーのユースチーム被害
10人の犠牲者を出した8日のフラメンゴのトレーニング・センター火災からわずか3日後、同じリオ西部で、別のサッカー・クラブのユース選手が泊まっていた施設でも火災が発生した。こちらは惨事には至らなかった。12日付現地紙が報じている。 火災現場は、カンポ・ドス・アフォンソスにある空軍スポーツ・コミッション(CDA)所有の宿泊施設。 ...
続きを読む »《ブラジル》インフラ省、高速道路の通行料値上げを検討=「設備投資費に」と運営各社
ブラジル南部、南東部を走る7本の高速道路の通行料を増額調整することを、インフラ省は検討していると12日付現地紙が報じた。 7本の高速道は全て民間企業に運営委託されている。5本を運営しているのはアルテリス社で、アシオナ社と、トリウンフォ社が1本ずつ運営している。
続きを読む »《ブラジル》大型汚職捜査ラヴァ・ジャット作戦=モロ判事の後任が決定=経験買われたボナ氏64歳
ボルソナロ新政権の法務大臣に抜擢されたセルジオ・モロ氏の正式な後継として、ルイス・アントニオ・ボナ氏任命されたと9日付現地紙が報じた。 ボナ氏はクリチーバ連邦地裁第13法廷の判事に就任し、昨年までモロ元判事が扱っていたラヴァ・ジャット作戦関連裁判を引き継ぐ。
続きを読む »東西南北
本日付で報じたニュースキャスター、ボエシャのヘリ墜落事故だが、気になる要素として「ヘリコプター墜落」があげられる。18年11月30日付フォーリャ紙電子版によれば、ブラジルでは2008年1月から18年7月までに実に1704件もの航空事故が起き、846人が死亡した。なんと2日に1件の割合だ。うち飛行機が1位で1260件と73%を占 ...
続きを読む »カフェランジア=平野運平百回忌法要に300人=山下会長「団結で伝統繋ぐ」=運平広場に胸像再贈呈へ
入植僅か半年で80人もの日本人がマラリアで斃れたことで有名な平野植民地―その創始者である平野運平師の「没百回忌法要」が10日、平野農村文化体育協会(山下薫ファビオ会長)で行われた。昨年7月の眞子内親王殿下ご訪問を受けて活気づく同村では、僅か9世帯ながら師の功績を後世に残すべく村一丸となって準備にあたり、呼応するように元住民ら3 ...
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