ブラジル日系協会(京野吉男会長)による37回目の新年会が10日正午から、サンパウロ市サンタナ区のサンパウロ空軍公園で開催され、153人が出席した。同園で作られた昼食が提供され、参加者らは食事を楽しんだ。 ブラジル日系協会は、陸軍予備役大佐の京野会長が創設。講演会の開催やスポーツでの交流などの活動を行い、現在は若手会員の確保に ...
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■ひとマチ点描■池田中将が日系招き昼食会
伯陸軍歴史文化遺産担当司令官としてリオで勤務する池田隆蔵中将は8日、サンパウロ市、リオ市の日系社会関係者を招待し、カシアス公爵要塞で昼食会を催した。これは同市内にある第2次大戦戦没者追悼モニュメントを管轄する大佐の引継式に合わせて開催された。 サンパウロ市からは広島県人会の平崎靖之会長、村上佳和副会長、ACALの池崎博文会長 ...
続きを読む »サンタナ市=養護施設に草の根資金協力=車椅子整備、保管の改善に
在サンパウロ総領事館(野口泰総領事)は、今月1日、養護施設「地域博愛福祉団体・平和の女王」との間で、サンタナ・デ・パルナイーバ市が実施する「車椅子整備施設建設計画」に係る草の根・人間の安全保障無償資金協力の贈与契約署名式を行った。 平和の女王は、同市を含む近隣7市の貧困家庭から、障害を持つ青少年ら約450人を無償で受入れてい ...
続きを読む »■訃報■岸川吉朗(よしあき)さん
佐賀県人会館の剣道道場「葉隠館」で剣道、居合道を30年以上指導してきた岸川吉朗さんが10日、癌のため亡くなった。享年83。 岸川さんは佐賀県出身で1959年に渡伯。柔道で怪我をしたことを機に、70年から一家4人で剣道を始めた。 その後、ブラジル剣道連盟やパウリスタ剣道連盟で役員を歴任。82年に創立された同道場指導者として招 ...
続きを読む »夏時間、土曜深夜に終了
今週末16日(土)深夜12時(=17日午前0時)に、夏時間が終了する。17日(日)の会議や総会などに出席する場合は、要注意。 サンパウロ州はもちろん、連邦直轄区、マット・グロッソ州、マット・グロッソ・ド・スル州、ゴイアス、ミナス・ジェライス、エスピリト・サント、リオ、パラナ、サンタカタリーナ、リオ・グランデ・ド・スル各州では ...
続きを読む »大耳小耳
「南米でも大型カニがたらふく食べられる」――コチア青年連絡協議会の『コチア青年会報』1月号を読んでいたら、黒木慧さんのチリ旅行記が出ていて、なんと「腹いっぱい食べた」との記述。さらには「それ以上に魚介類は格別においしかった」とも書かれている。読んでいるだけでヨダレがたれそうだ。ツアーを催行したのはグローバル旅行社。20年近くま ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第四部=ドラマの町バストス=外山 脩=(11)
難航に次ぐ難航 前項で記したパニックのさ中、ブラ拓事務所が直営農場で栽培・飼育したモノの中には、蚕もあった。 養蚕は、入植者の中の農業者の多くが、日本で経験していた。それと、サンパウロ州政府も蚕糸・絹業に力を入れていた。その援助でカンピーナスにイタリア移民のナショナル絹糸工業㈱が設立され、蚕種製造から桑の栽培、養蚕、生糸・絹 ...
続きを読む »臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(47)
日本人は苦境にあるとき、「がんばれ!」という励しの言葉をかける。たとえば、マラソンなどで選手が苦境に立つと、まわりの者が「がんばれ」とさけんで選手を励ます。苦しみながらコースを走っている選手に、疲れにうち克てと励ましているのだ。それはまた、苦境にさからわず運命をそのまま受け入れろという言葉でもあった。 移民史の専門家セリア・ ...
続きを読む »戦後に生まれ、平成で熟した団塊世代の終活=ヴィラカロン在住 毛利 律子
第2次世界大戦が終わった1945年から1952年ごろの間に、世界的にベビー・ブームという現象が起こり、北米、欧州、オセアニア、日本など、世界各国でたくさんの子供が生まれた。アメリカではこの時期に生まれた子供(ベビー・ブーマー世代)は7820万人。日本では、この現象を「団塊の世代」(堺屋太一の造語)と言い、焼け跡世代(あるいは戦 ...
続きを読む »《ブラジルサッカー》U20W杯出場を逃す=最終ラウンドで5位に終わり
チリで行われた、サッカーU20南米選手権の最終ラウンド第5節で、U20ブラジル代表はアルゼンチンに1対0で勝利した。しかし、最終ラウンド5試合の総合成績は1勝2分2敗の勝ち点5、6チーム中5位に終わり、上位4位までに与えられるU20W杯(5―6月、ポーランド開催)の出場権の獲得には失敗した。 第1ラウンドを5チーム中2位の成 ...
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