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2月 2019の記事一覧

《ブラジル 鉱山ダム決壊事故関連》ミナス州に放置ダムが400=「まるで時限爆弾」と専門家

鉱山ダム決壊事故の被害の全容はまだわかっていない(参考画像・ミナス州消防局)

 1月25日に発生したミナス州ブルマジーニョの鉱山ダム決壊事故から19日が経過、事故現場では今でも遺体の捜索活動が続き、大量の有害な泥が流れ込んだ川の流域では、今後の環境への影響が大いに心配されている。  ブラジルには飲み水を貯めておくダムから、鉱山用の排水ダムまで、2万4千を超える数のダムがある。だが、それらの管理体制はほとん ...

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《サンパウロ》動物園の猿が黄熱病に感染=植物園も営業継続、予防接種勧める

黄熱病予防ワクチン接種の様子(参考画像・Flavia Villela/Ag. Brasil)

 サンパウロ市南部の動物園で一匹の猿が黄熱病に感染した事が8日に判明し、サンパウロ州保健局はこの猿を隔離して、監視している。  昨年1月に黄熱病に感染した猿の死体が発見された際は、動物園は一時閉鎖されたが、今年はサンパウロ市が、動物園と、植物園周辺の住民たちに、予防接種を受けるように呼びかけを行うにとどまっている。  動物園も植 ...

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フラメンゴ=消防法基準満たさぬ宿泊所=空調機器から出火、10人死亡=簡易コンテナで窓に鉄枠

棺の前で泣き崩れる犠牲者の同僚たち(TANIA REGO/AGENCIA BRASIL)

 8日未明にリオ西部バルゼン・グランデ区にあるサッカークラブ「フラメンゴ」のトレーニング・センター通称「ニーニョ・ド・ウルブ(コンドルの巣の意)」の少年用宿泊施設で起こった火災で、プロ予備軍の10人(14~17歳)が死んだ件に関して詳報が続々と出てきている。フラメンコ側の消防法を無視した運営が問題の根底にあったという。9、10日 ...

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《ブラジル》ジウマール最高裁判事に汚職嫌疑=「夫人と共に捜査進行中」と週刊誌が暴露=リーク元探しの緊急処置要請

ジウマール・メンデス最高裁判事(Valter Campanato/Ag. Brasil)

 ジウマール・メンデス最高裁判事は8日、「自分と家族が、言われのない嫌疑で捜査対象になっている」とし、捜査機関の意図と、情報漏えい者は特定するための緊急措置をとることをジアス・トッフォリ最高裁長官に要請した。8、9日付現地各紙・サイトが報じた。  8日付けの雑誌ヴェージャは「メンデス判事に汚職、資金洗浄、私有財産隠匿、収賄の疑い ...

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アルコンブレ=新上院議長に早くも火種=合計5件の疑惑捜査持ち

ダヴィ・アルコルンブレ上院議長(Fabio Rodrigues Pozzebom/Ag. Brasil)

 上院議長に選ばれたばかりのダヴィ・アルコンブレ上議(民主党・DEM)に、高等選挙裁判所(TSE)で3件、最高裁で2件の捜査案件があることが明らかになったと11日付エスタード紙が報じている。  アマパー州で下議(2006~14年)、上議(15年~)のアルコンブレ氏には2014年の上院議員選挙のときに3つの捜査疑惑を持たれている。

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《ブラジル》カーニバル、今年の“顔”は?=「TVはネタの宝庫」とお面職人

カーニバルグッズとして、ボウソナロ大統領、ミシェッレ夫人、モロ法務大臣のお面を並べる小物店を紹介するエスタード紙

 暦の上では、今年のカーニバルは3月5日。サンパウロ市では3月1日からサンバチームのスペシャルグループのパレードが始まる。中小規模のブロッコが街を練り歩く、道のカーニバルはすでに盛り上がり始める中、恒例の有名人、話題の人物のお面が売られ、好評を博している様子や、主要エスコーラによる新政権に批判的なパフォーマンスを、10日付現地紙 ...

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《ブラジル》1月インフレ率は0.32%=政府目標の範囲内で推移

景気や雇用の回復が遅れていることが、低インフレにつながっている。(参考画像・Ag. Brasil)

 ブラジル地理統計院(IBGE)は8日、19年1月の広範囲消費者指数(IPCA・公式インフレ率)が0・32%だったと発表した。9日付現地各紙が報じている。  咋年2月から今年1月までの12カ月累積インフレ率は、3・78%となり、一カ月前の数値である3・78%からは0・03%ポイントアップとなったが、政府設定の今年のインフレ目標、 ...

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東西南北

 9日付けエスタード紙の表紙には「過去から学ばない国」という強烈な見出しが躍っていた。これは、フラメンゴの宿泊所火災のことのみならず、1月に起こって現在まで165人の死が確認されているブルマジーニョの鉱山ダムの決壊事故、昨年のリオ国立博物館の火災、2013年に242人の死者を記録したリオ・グランデ・ド・スウ州のライブハウス「KI ...

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サンフランシスコ川に鉱毒が流れ込んだら悪夢…

ブルマジーニョの鉱滓ダムから出た有毒汚泥は、パラオペバ川に流れ込み、下流のサンフランシスコ川に向かって下降している

 人生における「幸運の総量」は決まっているのか?――3年前のマリアナの鉱滓ダム決壊で生き延びた人が、今回のブルマジーニョでは行方不明になったとの報道に接し、そんなことを考えさせられた。2月3日付ヴェージャ誌サイトによれば、溶接工エリジオ・ジアスさん(32)はヴァーレの下請け会社社員で、2015年にはマリアナ鉱滓ダムの現場で働いて ...

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被爆者平和協会の3人を顕彰=平和普及活動に州名誉功労賞=「亡くなった皆と一緒に受賞」

受章者5人と来賓ら

 「サンパウロ州が、私たちの活動を3人一緒に認めてくれたのが何より嬉しいですね」――被爆者平和協会の森田隆会長(94、広島県)が8日午後7時、聖議会で行われた「広島被爆者への顕彰式典」でサンパウロ州名誉功労賞を授与し、喜びを語った。森田会長は広島での被爆経験を演劇にして公演し、平和活動に貢献してきた。同じく活動している盆子原国彦 ...

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