ホーム | 2019 | 2月 (ページ 8)

2月 2019の記事一覧

ミナスPSL=アントニオ観光相も瀬戸際に=違法なやり取りの証拠浮上で=被害者が通話内容を公開

ボウソナロ氏の推薦も受けていたクレウゼニール氏(フォーリャ紙より)

 ミナス・ジェライス州で幽霊候補を介した選挙支援金(公金)の不正受給問題で、マルセロ・アルヴァロ・アントニオ観光相の側近が幽霊候補に選挙支援金の半額を関連企業に払うよう強要するワッツアップのやりとりが同州検察局に提出されていたことがわかった。21日付フォーリャ紙が報じている。アントニオ観光相は選挙当時、社会自由党(PSL)のミナ ...

続きを読む »

《サンパウロ》公立校教師、グローバルティーチャー賞候補に=工学が専門のガロファロ氏

「生徒を励ます事が鍵」とガロファロ氏は語る(参考画像・Tomaz Silva/Ag. Brasil)

 サンパウロ市南部の公立校(初等教育)アルミランテ・アリー・パレイラス校の教師デボラ・ガロファロさんが、その独創的な授業が評価され、国際的な評価である「グローバルティーチャー賞」の最終候補10人にはいったと、21日付ブラジル紙が報じた。  グローバルティーチャー賞は英国バーキー財団主催の賞で、教育現場で優れた貢献をした教師に贈ら ...

続きを読む »

保健省=豪華客船利用者に予防接種=麻疹の船内罹患が13人で

 保健省は20日、ブラジルで最大規模の豪華客船「MSCシーヴュー」を利用予定客に対して、サランポ(麻疹)の予防接種を義務付けることを発表した、21日付け現地紙が報じている。  MSCシーヴューは、テレビCMでもおなじみの豪華客船の代表的な存在。だが、ここ最近で計13件ものサランポの症例が船内で見られたという。罹患した人の国籍は様 ...

続きを読む »

《ブラジル ダム崩壊事故関連続報》ヴァーレ、住民に補償金支払い=法定最低賃金を12カ月間

事故から約1カ月。行方不明者はまだ139人も(参考画像・Corpo de Bombeiro MG)

 1月末に発生したミナス州ブルマジーニョダム決壊事故の責任を問われている鉄鋼大手ヴァーレ社は、ブルマジーニョ市の住民に大人998レ、青少年499レ、小児249・5レを毎月、今後1年に渡って支払うことに合意したと、22日付現地各紙が報じた。  合意は20日に、ベロ・オリゾンテ地裁第6公共財政法廷で結ばれた。この事故による人的被害は ...

続きを読む »

東西南北

 自動車大手フォード社のサンベルナルド・ド・カンポ工場の閉鎖は、大きな波紋を投げかけている。同工場は大サンパウロ市圏の自動車工場の中でも長い歴史を持つ。フォードの人気車「フィエスタ」を製造していたところだった。21日付アゴラ紙によると「父があの工場で働いているのを誇りに思っていたから」と、親子2代に渡って同工場で働いていた人や、 ...

続きを読む »

池上教授=グローバル人材の活躍支援を=在日ブラジル人の永住化傾向指摘=静岡県、滞在20年超45%も

講演する池上教授

 「日本のブラジル人コミュニティでは高齢化が進み、親族が集中して住むようになり、永住化傾向が顕著」――そんな興味深い研究結果を、静岡文化芸術大学副学長、池上重弘教授は20日、サンパウロ市のジャパン・ハウスで講演し、満員となる120人が熱心に耳を傾けた。日本のブラジル人コミュニティに関しては否定的な報道が多いなか、永住化傾向を強め ...

続きを読む »

茨城から大学生2人来伯=南米交流推進青年派遣事業

来社した設樂さん、黒澤会長、安蒜さん(左から)

 茨城県庁が主催する「平成30年度南米交流推進青年派遣事業」により、同県出身の大学生2人が19日から3月5日まで、サンパウロ市に滞在する。昨年第1回目はアルゼンチン派遣で、2回目の今回はブラジルに派遣となった。  同事業は、若い世代を南米に派遣し、現地の日系人と交流して絆を深め、県民と在南米茨城県人会との交流を活性化することが目 ...

続きを読む »

新年会に150人集まる=南大河州の鹿児島県人会

新年会に集まったみなさん

 第39回南大河州鹿児島県人会の新年会がイボチで1月19日(日)に開かれ、約150人が集まり、盛大に祝いました。  新会長の笹田ルイスさんは、「20人の役員のおかげで毎年この会が開ける」と謝辞を述べました。  ポルトアレグレの近藤領事事務所長と、ブラジル鹿児島県人会の内村アケミ副会長も出席し、内村さんは「去年は第1回鹿児島世界大 ...

続きを読む »

■ひとマチ点描■「五箇条の御誓文」のプレート

寺田専登さん

 「『寺田さんは日本に対する愛国心が強いから持っててくれ』と藤本さんがくれたんです」――サンパウロ州サンカエターノ市在住の寺田専登(せんと)さん(86、二世)は来社し、そういって「五箇条の御誓文」のプレートを見せてくれた。  寺田さんは1933年に当地で生まれたが「日本に帰るのだから」と家庭内では日本語のみ。厳しい日本語教育も受 ...

続きを読む »

「かなえ合同歌集」追悼刊行=亡き歌人、藤田朝壽さんに捧ぐ

本の装丁

 亡きコロニア歌人・藤田朝壽さんに捧げる追悼歌集『かなえ合同歌集』(全160頁)が今年1月に刊行された。  昨年1月4日に亡くなった藤田さんは、サンパウロ新聞歌壇や老荘の友で選者を務めていた歌人。15年に亡き妻に捧げた自選歌集『赭き大地を』に続け、2冊目となる自選歌集を準備していたところ、志半ばで逝去した。残された遺作は僅かで一 ...

続きを読む »