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2019年3月1日の記事一覧

静岡文芸大=学生が平野植民地を初訪問=同郷の先達、運平に思い寄せ

開拓犠牲者之碑で写真を撮る一行

 静岡県庁、日本外務省、ブラジル静岡県人会連携の「ブラジル青少年派遣事業」の一環として、来伯中の静岡文化芸術大学の学生6人は25、26両日、同県出身の平野運平が創立した平野植民地を訪問した。  平野植民地では、住民から同地の歴史の映像を見せてもらい観賞した。池上重弘教授は「長年訪問を熱望していたので、非常に感銘を受けた」とコメン ...

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JICA横浜=全伯の移民史料館を視察=「資料を引継ぐ人材育てたい」

(左から)佐藤次期所長、熊谷館長、木田主任調査役

 亜、ブラジルにある各地の日本移民史料館における資料の保管状態を調査するために来聖していた、JICA横浜・海外移住資料館の熊谷晃子館長(同横浜センター所長)、総務課の木田克人主任調査役が、先月19日に報告のため来社した。  各地を視察し、資料の管理状態や課題について調査した熊谷館長は「日語を解する一世がいる間でないと、散逸して何 ...

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3月青葉祭り、2、16日に

 ブラジル宮城県人会(上利エジガール会長)は「3月度青葉祭り」(青葉健康生活協会)を2、16日の午前7時から同館(Rua Fagundes, 152)で開催する。  農業婦人部ADESCの農産加工食品、各種バザーのほか、イビウーナ、カッポン・ボニート市などの有機野菜や薬草のナメカタ、兵庫県産のり等も販売される。  昼食時には3階 ...

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「ぶらじる丸」同船者親睦会=13日、群馬県人会で

 『第8回「ぶらじる丸」同船者親睦会』が3月13日午前10時から、サンパウロ市リベルダーデ区の群馬県人会(Rua São Joaquim, 526)で開催される。会費50レ。  1960年3月13日サントス港に到着した「ぶらじる丸」の同船者会。参加希望者は群馬県人会事務局長の北さん(11・3341・8085)、代表世話役人の上妻 ...

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日伯若手研究者が論文集出版=日本研究、ポ語で広く世に=法、国際、移民など多彩な分野

出版記念イベントに集まった執筆者ら

 日本研究を行うブラジル人学者7人とブラジル研究を行う日本人学者3人による論文集『Novos Temas de Pesquisa em Estudos Japoneses』(日本研究における新テーマと調査)が1月15日、ジュルアー出版から刊行され、今月21日に出版記念会がサンパウロ市パライゾ区のマルチンス・フォンチス書店で行われ ...

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『百年の水流』開発前線編 第四部=ドラマの町バストス=外山 脩=(22)

新たな危機!  世界一となったブラタク製糸にも、実は新たな危機が近づいていた。生糸の販売量の恐ろしいほどの減少である。1991年の1、000㌧台から以後漸減し、21年後の2012年には半分の500トンを割った。  その間、従業員も2、850人から916人と三分の一以下になっていた。  もっとも、これは同社だけの現象ではなかった。 ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(59)

 沖縄の状況も似たようなものだった。1920年前半、つまり、大正時代(1912─1926)の末期に、砂糖の生産量は1888年に比較し10倍になっていたが、価格は大きく低下し、その結果、その後、沖縄の海外貿易は赤字をつづけ1924年の340万円が、1927年には810万円の赤字に膨らんでいた。わずか3年間で二倍以上になったのだ。1 ...

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「リオのカーニバル」のパレードの歴史はどのくらい?

リオのデスフィーレ(Tania Rego/Agenica Brasil)

 もう、今日が終わりそうなあたりからサンパウロ市、そして全国が注目のリオで3日の23時30分からカーニバルのデスフィーレ(パレード)がはじまる。ブラジル民にとっては、それに興味があろうとなかろうと、もはや無意識のうちに刷り込まれた日常、とでもいうべき、不可欠な存在でもある▼エスコーラ・デ・サンバが優勝を競い合うこのデスフィーレだ ...

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