軍事クーデターが勃発した1964年3月31日から55年が経つことで、ボルソナロ大統領が記念のイベントを行うよう軍に指示したことが、法務関係者や軍部、国民にまで大きな波紋を広げている。28日付現地紙が報じている。 ブラジリア連邦地裁のイラニ・シウヴァ・ダ・ルス判事は27日、ボルソナロ大統領が25日に出した、3月3 ...
続きを読む »2019年3月29日の記事一覧
《ブラジル》元スター裁判官、モロ法相に降りかかる苦悩=議会、最高裁、委員会との軋轢抱える
セルジオ・モロ法相は26日、ラジオでのインタビューにおいて、「選挙資金の二重帳簿(カイシャ・ドイス)関連事件の裁判は選挙裁扱いとする」との最高裁の決定に苦言を呈したと、同日付現地ニュースサイトが報じた。 カイシャ・ドイス関連事件を全て選挙裁扱いにすると、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)で摘発、立件され、既にクリチーバ連邦地裁など ...
続きを読む »ミナス州=危険度最悪のダム増える=オウロ・プレットとノヴァ・リマ
【既報関連】ミナス州内にあるVale社の鉱滓ダムの内三つが、いつ決壊事故が起きても不思議ではないとされる警戒レベル3に引き上げられたと27、28日付現地紙、サイトが報じた。 1月25日に起きたブルマジーニョでの鉱滓ダム決壊事故の後、積み上げ式ダムの警戒レベルの見直しが続いている。22日にはバロン・デ・コカイス市ゴンゴ・ソコ鉱 ...
続きを読む »家庭内暴力直後に離婚許可 下院で好意的な評価得、承認
27日、家庭内暴力を振るわれた被害者が、すぐに離婚を申請することを認める、マリア・ダ・ペーニャ法改正案が下院で承認された。28日付エスタード紙などが報じている。 この法案の提案者はルイス・リマ下議(社会自由党・PSL)で、「離婚の過程を迅速化し、被害者や子供と加害者との関係を速やかに終わらせることで、被害者と子供を守る」こと ...
続きを読む »《南米ホンダ》=サンパウロ州イチラピナ市に新工場=ただし生産台数は増やさず
ホンダサウスアメリカ・リミターダ(以下「南米ホンダ」)は27日、サンパウロ州イチラピナ市で工場稼動式を行ったと、28日付エスタード紙が報じた。 南米ホンダは13年に新工場の建設を開始。16年に完成したが、その時はブラジルの景気が落ち込んでいたため、すぐに稼動を開始せず、景気回復を待つ判断をした。
続きを読む »東西南北
27日、問題続きの教育相リカルド・ヴェレス・ロドリゲス氏が下院の委員会に参加した。2月には、「学校での国歌斉唱の録画提出」を要求する手紙を全国に送り、大不評。3月には、ボルソナロ大統領の極右思想の師匠オラーヴォ・デ・カルヴァーリョ氏との確執から教育省内の人事更迭を繰り返していた。同教育相に対して不信感を抱く下議は少なくなく、厳 ...
続きを読む »《サンパウロ州》=2月の殺人事件件数は最低記録=「積極的なパトロールの成果」と警察関係者
サンパウロ州は27日、今年2月に州内で発生した殺人(加害者側に殺意があった場合のみ。過失による死亡事故などは含まない)の犠牲者数が219人で、2002年の調査開始以来、最低だったと発表した。 今年2月の数値は、昨年2月の殺人事件の犠牲者数246人と比べ、11%減った。284人だった今年1月と比べると、23%減っている。 こ ...
続きを読む »プロミッソン=入植百周年記念史を刊行=市長「殿下ご出席、全市民の誇り」=初期入植者の家族史を編纂
「この本を通じて、プロミッソン市民の記憶の中に、親愛なるコロニアの多大なる貢献が永久に残るだろう」――23日夜、同市の日系文化運動連盟会館にて、上塚植民地入植百周年記念史『プロミッソンに於ける日本移民入植2018』の刊行式が盛大に行われ、アルトゥール・マノエウ・ノゲイラ・フランコ市長はこう賛辞を送った。昨年に眞子内親王殿下をお ...
続きを読む »本物の和牛がついに上陸=こだわりの味、輸入第1号
昨年2月に輸入解禁となった日本産和牛。今月11日には正式に市場に流通する和牛がグアルーリョス空港に到着し、14日に通関した。牛肉大国ブラジルで販売目的の日本産和牛の輸入は初めて。 輸入したのは、マルセロ・シンボ氏(三世)が経営する「プライム・カーター社」。輸入された和牛は、食肉事業を展開するサンキョーミート社の鹿児島県産伊藤 ...
続きを読む »第14回さんしんの日、31日=「三線と踊りで楽しみましょう」
野村流古典音楽協会ブラジル支部等の4団体が共催する「第14回さんしんの日」(照屋マウロ実行委員長)が31日午後2時から、サンパウロ市リベルダーデ区の沖縄県人会大ホール(R. Dr. Tomas de Lima, 72)で開催される。入場料15レ。三線が当たるくじ引き付。 沖縄県で毎年3月4日に開かれている同名の芸能祭を受けて ...
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