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2019年4月30日の記事一覧

ブラジル日本交流協会=「ブラジルで1年研修しませんか?」=2018年度研修生体験談=<4・終>異文化の中で、自分の至らなさに気付く 黒澤菜月

リオのカーニバルで

 18年度研修生の黒澤菜月(25)です。大学在学中に曽祖母の代からの信仰である「世界救世教」のブラジル研修に2度参加し、短期滞在の経験があります。大学卒業後は半年間ブラジル料理店で勤務し、その後1年半、愛知県内の高校で教員として勤務していました。  ブラジルへ興味を持ったきっかけは外国への好奇心からで、交流協会の研修事業に参加し ...

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“逆ロビン・フッド”なブラジルの年金制度

イギリスのノッテンガム城近くにあるロビン・フッド碑(From Wikimedia Commons)

 昨年の大統領選挙以来、なぜ世の中は、社会保障改革、社会保障改革とさわいでいるのか――。読者の多くもブラジルの年金を日々もらっているだろう。これが安定的に支払われるのかを心配する人もいるのではないか。実際にリオ州公務員は一昨年来、支払いが滞っている。  そこに見え隠れするのは、英経済紙が「逆ロビン・フッド」と比喩するブラジル社会 ...

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「平成」から「令和」へ=平和な時代惜しみ、新しい御世に期待=ご在位30年の想い、ひしひしと

2009(平成21)年7月10日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州訪問時(Shawnc, From Wikimedia Commons)

天皇陛下のお言葉  在位三十年に当たり、政府並びに国の内外から寄せられた祝意に対し、深く感謝いたします。  即位から30年、こと多く過ぎた日々を振り返り、今日こうして国の内外の祝意に包まれ、このような日を迎えることを誠に感慨深く思います。 平成の30年間、日本は国民の平和を希求する強い意志に支えられ、近現代において初めて戦争を経 ...

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奉祝、徳仁親王殿下ご即位!=令和の新天皇とはいかなるお方?=「国民の幸せを一番誰よりも先に」

2018年3月、ブラジリアで開催された「第8回世界水フォーラム」のために来伯された皇太子殿下

 5月1日、皇太子徳仁親王殿下は第126代天皇にご即位され、これを以って新元号「令和」に改元となる。同日、宮中三殿での儀式に臨まれて皇祖皇宗にご即位をご報告され、10月22日の即位礼正殿の儀にて、国内外に大々的に皇位継承を宣明される。  皇太子殿下は、浩宮時代の82年に初の外国公式訪問先としてご来伯以来、08年にはブラジル日本移 ...

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「天皇、そして日本人」を紹介したヨーロッパ人=サンパウロ市ヴィラ・カロン在住 毛利律子

朝見の儀を終えた皇太子夫妻、昭和天皇・香淳皇后(サンデー毎日 追悼臨時増刊「皇太后さま」より、宮内庁、Public domain)

 もうすぐ平成が終わろうとしている――。誰もが、自分の人生と重ねつつ、去り行く平成時代に万感の思いを馳せていることであろう。  戦後生まれで、NHKスペシャル「映像の世紀」にあるような時代に生きるものは、多くのことを映像から学んだ。過去の二つの世界大戦のことも、悠久の世界史も日本史も、断片的であるにせよ、映像を見て、解説を聞いて ...

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