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4月 2019の記事一覧

大耳小耳

 一般財団法人「日伯協会」(兵庫県神戸市所在)の事務局長、細江清司さんが3月31日付で退任した。メールで届いた退任の挨拶によれば、13年間も勤務したとのこと。後任は、住友ゴム工業株式会社から出向している窪田静磨さんが、常務理事兼事務局長として就任した。なお、細江さんは引継ぎのために6月まで事務局に残るという。同協会は1926(大 ...

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連載小説=臣民=――正輝、バンザイ――=保久原淳次ジョージ・原作=中田みちよ・古川恵子共訳= (79)

 頭は肝臓と同じように栄養価の高いスープを作るために自分に確保した。頭はハヤトウリのスープではなくケールのスープを作るだしにするためだ。盛一も正輝もケールを日常食としていつも畑に絶やさなかった。  腿肉とご飯の他に、誕生祝に沖縄特有の菓子がふるまわれた。サアター アンダージーという菓子で、これは砂糖をまぶした丸いドーナッツのよう ...

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《ブラジル》3年で750万人が貧困層に転落=極貧層は450万人増でほぼ倍増=資源バブル期の失政も指摘=「ばらまきより基本インフラ整備を」と助言

 世界銀行(本部:米国ワシントン、以後「世銀」)は4日、グローバル経済が及ぼすラテン・アメリカ諸国の社会指標への影響を発表した。それによると、ブラジルでは、2014年~17年に貧困層が人口全体の17・9%から21%に増大したと、5日付ブラジル各紙が報じた。  貧困層の定義は、「日収5・5ドル以下で暮らす人」で、ブラジルでの実数は ...

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《ブラジル》北東部で続く大雨の被害=テレジーナでは3人死亡=フォルタレーザでも洪水

 北東部ではこの数日、強い雨が続いており、洪水その他の被害が出ている。中でも、ピアウイ州テレジーナでは4日夜、塀が壊れ、少なくとも3人の死者が出る事故も起きたと、4、5日付現地紙サイトが報じている。  ここ数年間は旱魃で苦しみ続けた北東部の人々は、秋に入って降り始めた雨で一息ついたが、ここ数日の雨は、各地に被害をもたらしている。 ...

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《サンパウロ市》現地紙がコーヴァス市長の1年を採点=危機管理と迅速対応で高評価

 前市長ジョアン・ドリア氏(民主社会党・PSDB)がサンパウロ州の知事選に出馬するのに伴って離任した事で、副市長だったブルーノ・コーヴァス氏(PSDB)がサンパウロ市長の座に就いてから1年が経った。  就任早々に起きたセントロ(市中央部)での大型ビル火災から始まり、11月にはマルジナル・ピニェイロスの高速車線の橋が大きくずれる事 ...

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特別寄稿=患者の要望「簡単な言葉で説明を」=難解な医療用語を分かりやすく=サンパウロ市ヴィラカロン在住  毛利律子

▼国立国語研究所「病院の言葉」委員会の提言    平成21(2009)年、国立国語研究所「病院の言葉」委員会が、医師、薬剤師、看護師など様々な分野や立場の医療関係の専門家に向けて、患者やその家族を相手に、病気や治療や薬の説明をするときに用いる言葉を分かりやすくする工夫をしようと提案した文書を公表した。  委員会がそのよ ...

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《ブラジル》テメル前大統領=サンパウロ州のLJでも被告に=逮捕劇以降、既に4件目

 【既報関連】サンパウロ州連邦地裁が4日、連邦検察庁サンパウロ州支局提出のミシェル・テメル前大統領に対する起訴状を受理したと4、5日付現地紙、サイトが報じた。これにより、前大統領は4件目の裁判での被告となった。  サンパウロ州地裁が受理した起訴状は、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)の一環で摘発された、リオ州のアングラ3原子力発電所建 ...

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サンパウロ州グアラレマ市=捜索継続でさらに6人逮捕=「裏に大型組織」と警察

 【既報関連】4日未明にサンパウロ大都市圏グアラレマ市で発生した銀行強盗未遂事件では、容疑者11人が死亡し、10人以上が逃亡した。逃亡者の捜索は翌5日も続き、昼過ぎまでに強盗関与容疑者4人、逃亡幇助容疑者2人の計6人が逮捕されたと、5日付伯字各紙・サイトが報じた。  5日に捕まったのは、強盗関与容疑の男性1人と、森に逃げ込んだ容 ...

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東西南北

 グアラレマの銀行襲撃事件の翌日、サンパウロ大都市圏ジアデマでまたも、通勤途中の銀行職員が強盗犯に拘束され、身体に爆発物を取り付けられるという事件が起こった。銀行員には携帯電話で指示し、金を出させようとの魂胆だったが、警察の特殊戦術行動グループ(GATE)が出動し、事なきを得た。被害にあった銀行は、前日グアラレマ市で襲われたのと ...

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国士舘再開発=110周年目玉計画ついに着工=パビリオン建設の起工式=7月の桜祭りまでに上棟へ

 ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)はブラジル日本移民110周年記念事業である「国士舘大学スポーツセンター再開発計画」の起工式を、3日午前10時に同センターで行った。昨年12月にサンロッケ市から工事許可が下りていた。起工式には文協関係者や、コチア青年連絡協議会、マレットゴルフ協会等の同地の利用者ら28人が出席。7月の桜祭り ...

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