「この法案が成立すれば、コロニアの日本語教師の励みになる」――ブラジル日本語センターの日下野良武理事長は本紙取材に対し、そう強い期待感を語った。同氏は昨年3月末に同理事長に就任するやいなや、5月に日ブラジル会議員連盟(麻生太郎会長)の特別講演会に招かれ、東京でブラジル日系社会の日本語教育の状況に警鐘を鳴らした。海外日本語教育へ ...
続きを読む »5月 2019の記事一覧
県連代表者会議=日本祭り、食の広場を2倍に=長い待ち時間も対策検討
ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)の「4月度代表者会議」及び「臨時総会」が4月25日、文協ビル内の県連会議室で行なわれ、35人が出席した。2カ月前が目前となった「第22回日本祭り」の進捗状況の報告や、前回の総会で承認されなかった18年度の会計報告が臨時総会で再度報告され、出席者全員の拍手で承認された。 今年度日本 ...
続きを読む »野村流支部=創立65周年記念式典、11日に=「優雅な古典音楽・琉球舞踊を」
「琉球古典音楽の真髄・優雅な琉球舞踊をどうぞ」――野村流古典音楽協会ブラジル支部(知念直義支部長)は「創立65周年記念式典・公演、祝賀交流会」を11日(土)午後2時から沖縄県人会本部大サロンで開催する。式典・公演の入場料はないが、祝賀交流会に参加するには協力券50レアルの購入が必要。 当日は同協会本部から次の役員、糸数昌治副 ...
続きを読む »佛心寺で第18回文化祭=心静めて鑑賞を、17日から
曹洞宗南米別院佛心寺(采川道昭総監)主催の『第18回文化祭』が19日午前9時から午後5時まで、同寺の大鑑閣(Rua Sao Joaquim, 285)で催される。入場無料。 会場では、書道家の小林月仙さん、芸術家の小田エルザさん、豊田豊さんの作品や、同寺書道教室、生け花教室の作品、俳句等、全部で30~40点展示される。 1 ...
続きを読む »ピンドラーマ=5月号
コジロー出版のブラジル情報誌「ピンドラーマ」5月号が出版された。 「~コパアメリカいよいよ開催!~」では、30年ぶりにブラジルで開催されるコパアメリカの見所を探り、各組の試合を分析する。「美人を作るレストラン&カフェ」では、ベジタリアンアラブ料理が有名なお店の紹介も。また、「百花繚乱」「ブラジル社会レポート」「開業医のひとり ...
続きを読む »大耳小耳
現在国内外の漫画やコミックに関する展示会が26日まで、サンパウロ市の「映像と音の博物館」(MIS、Av. Europa, 158 – Jardim Europa)にて開催中。600以上の展示を見学でき、マーベル・コミックスや日本の漫画に関するものもある。また関連の映画上映も行っている。開館時間は午前10時から午後8 ...
続きを読む »橘和音楽教室=第7回目の音楽の祭典開催=息合った家族バンドが大人気=急逝した菊池悦子氏顕彰も
サンパウロ市リベルダーデ区の静岡県人会で5日、今年も、橘和音楽教室主催の「橘和音楽祭」が開かれた。初回は生徒約40人がカラオケで歌い、代表の橘和保江氏とその家族による橘和バンドが数曲演奏する程度の集まりだったという。だが、7回目の今年はバンドで歌う歌手が100人を超え、長女の桑原早苗氏が指導するシンセサイザーの生徒の演奏やコー ...
続きを読む »県連故郷巡りカリフォルニア=150周年、満砂那(マンザナー)に平和を祈る=《4》=伯米日系社会に共通した迫害体験
戦時中のアメリカ本土の二世は、『アメリカ人として国のために戦ってもいい。でも、それなら自分たちをちゃんとアメリカ人として扱い、家族を強制収容所から出して、元の生活に戻してくれ』と反論した。ロッキーさんは「強制収容は憲法違反だと訴え、逆に逮捕されたりしています。その訴えが認められるのは、なんと40年後なんですよ」と嘆いた。 日 ...
続きを読む »臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(95)
正輝夫婦は樽の頼みを、躊躇せずひき受けた。困難にある縁者への援助は、先祖への功徳である。名を汚さない行為は沖縄の最も重要な道徳観で、ブラジルでもこの道徳観はひき継がれていた。5~6年前、姪のウサグァーが移住し、ルセリアに向う途中、タバチンガを訪ねてきたときに顔をあわせていた。その姪がいま最悪な状態にあるのだ。だから、その家族を ...
続きを読む »“人たらし”な魅力
ブラジル日本語センターの日下野良武理事長は就任直後の昨年4月、活動の3本柱の一つとして「日本との連携強化」を挙げた。その後すぐに訪日し、日本政府へ支援を訴えた。今年で77歳を迎える同氏の行動力には、いつも刺激を受ける。 日下野理事長はかつてサンパウロ新聞専務を務めた経験があり、今もジャーナリストを続けている。初対面の時からサ ...
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