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5月 2019の記事一覧

《ブラジル》大統領刺傷事件の容疑者を精神疾患と判定=罪に問われず、治療施設へ

 ミナス州ジュイス・デ・フォーラ市の連邦地裁第3法廷判事、ブルーノ・サビアーノ氏が、昨年9月に同市で遊説中だったボルソナロ大統領候補(当時)の腹部を刺し、現行犯逮捕されたアデリオ・ビスポ容疑者(本人も犯行を認める)は、精神疾患により責任能力がないと判断したことを27日に明らかにしたと、28日付現地各紙が報じた。  事件の捜査にあ ...

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《ブラジル》人気歌手のGジニスが飛行機墜落死=「ジェニフェル」大ヒットの矢先

 昨年、「ジェニフェル」を大ヒットさせて人気上昇中だった男性歌手ガブリエル・ジニス(28)が27日、搭乗していた小型飛行機の墜落で死亡した。28日付現地紙が報じている。  ジニスは26日にバイア州フェイラ・デ・サンタナで公演を行った後、27日午後0時30分頃、恋人のカロリネ・カリェイロスさんの誕生日を祝うため、バイア州サルバドー ...

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東西南北

 26日のデモで国民が金融活動管理審議会(COAF)をセルジオ・モロ法相の下に戻すよう訴えたため、上院が国民の支持するように変えようとしていたタイミングで、当のボルソナロ大統領が「変えてくれるな」との要求を行った。もっとも、同件は他の法案とセットになっているもので、それら全体の承認の締切もあるので大統領の立場もわかる。だが、デモ ...

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将棋=高嶋さんが王将戦を連覇=『どうぶつしょうぎ』人気=8月大会に青野九段が参加

優勝トロフィーを持つ高嶋さん

 ブラジル将棋連盟(吉田国夫会長)主催の「第47回ブラジル王将戦大会」が18日、サンパウロ市のブラジル日本文化福祉協会ビルで開催された。子ども63人、大人25人が参加し、高嶋ロベルト(65、二世)さんが優勝。同大会連覇を果たした。8月24、25日に行われる第72回全伯名人戦大会に青野照市九段、小針俊朗日本将棋連盟東京都支部連合会 ...

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尾西貞春さんが総合優勝=ブラジル錦鯉品評展示会で

尾西貞春ロニーさんとその家族

 ブラジル錦鯉愛好会(全日本愛鱗会ブラジル支部、アンドレ・パルンボ会長)が『第38回ブラジル錦鯉品評展示会』を5月18、19両日に、サンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル多目的ホールで開催した。出品者16人が200匹以上の錦鯉を出展する中、尾西貞春ロニーさんが総合優勝を飾った。かつて父の尾西貞夫さんも栄冠を得ている父子鷹だ。  1 ...

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倫理法人会講演、6月1日=今年初の日本の講師・佐藤氏

 サンパウロ倫理法人会(須郷清孝会長)が主催するモーニングセミナーが6月1日(土)午前8時半から、サンパウロ市リベルダーデ区のニッケイパラセホテル(Rua Galvão Bueno, 425, Liberdade)の11階で開催される。参加費無料。  講師は、一般社団法人倫理研究所法人局法人スーパーバイザーの佐藤福男さんで、「倫 ...

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大耳小耳

 最近本紙でも座談会を連載した「終活」だが、本日午後1時から援協本部ビル(Rua Fagundes, 121, Liberdade)で行われる「第2回日系福祉団体フォーラム」では、高齢者への支援や終活に関する講演、討論会が行われる予定だ。援協関係者だけでなく、一般の方も関心をもって来てほしいとのこと。せっかくの機会なので、援協に ...

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ブラジル日本語の最高峰

 先日、ブラジル世界救世教の宣教本部竣工50周年の式典に参加させてもらったが、本部にいるブラジル人幹部や専従者らの日本人顔負けな日本語に舌を巻いた。  例えば、宮道マルコ・レゼンデ本部長。慶應義塾大学を卒業しており、言葉遣いも日本人そのものだし、日本語の資料もスラスラ読む。  秘書のジョージア・ブランキーニョ・ラッフォさんも東京 ...

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県連故郷巡りカリフォルニア=150周年、満砂那(マンザナー)に平和を祈る=《17》

「なぜ銃口が私たちに向けられていたのか…」。少年時代に経験した強制収容所の生活について語るミネタ氏(DVD『アメリカを守った男―日系人議員ノーマン・ミネタの80年史』FCI、2012年の冒頭場面)

米国の自由と平等を守った男  2001年9月11日の米国同時多発テロの時、米国の自由と平等を守るために活躍した日系人がいた。ノーマン・ミネタ氏は運輸長官としてブッシュ大統領からホワイトハウス地下の緊急対応センターに呼び出された。その時米国上空を飛んでいた民間機4638機を緊急着陸させるという米国史上初めての命令を発令し、2時間2 ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(102)

 正輝は子どもたちを引き取り、名字も保久原と変えた。それこそ避けては通れない自分の責任だと思った。ただ、ひとつ条件をつけたが、これは房子も賛成し、二人の子どもに重々しい態度で次のように伝えた。  この先、ネナとセーキは正輝夫婦の子どもとして扱う。そして、この先、母の前夫の名字嘉数を使ってはならないとはっきり言い渡した。母のために ...

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