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6月 2019の記事一覧

県連バスツアー予定変更=午前8時出発、博物館訪問

 グァタパラ農事文化体育協会(茂木常男会長)が「移住地入植57周年祭」に合わせて、7月12日から開催する恒例の県連バスツアーの日程が一部変更となった。  12日は午前8時にリベルダーデ広場のマクドナルド前に集合し、ブロドウスキ市に向かい、カザ・デ・ポルチナリ博物館を訪問する。翌日の13日のスケジュールは変更なし。  申込み、問合 ...

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島から大陸をめざして=在米 村松義夫(JAC日米農業コンサルタント)=第1号

村松義夫さん

 静岡県浜松市野口にて1941年9月生まれの私には、かの太平洋戦争の開始から終戦までの記憶は全く無い。また私の本籍が掛川市と言うことも、後日、父母や兄姉からの話でやっと理解することが出来た。1945年8月終戦の数ヵ月前、軍事産業の町浜松市はB―29爆撃機による広範囲にわたる大空襲で全域が焦土と化した。父親と長男は軍事工場勤務で戦 ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(108)

 そして、ブラジル人やヨーロッパ系移民はこのような発音を嘲笑して、日本人を「ジャポン」と呼んだ。こうした呼び方が広まるうちに、皮肉をまじえて、なかには横柄に、命令的な話し方をするものもあった。 「ジャポン、こっちにこい!」 と横柄な口をきいた。  正輝はこうした口調に、何度も邪険に答えなかった。口げんかを避けようと自重したのだ。 ...

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400年前に黒船を作り対欧外交した支倉常長

支倉常長像(慶長遣欧使節関係資料、Unidentified painter [Public domain])

 4月に県連故郷巡り一行はカリフォルニア州のコルマ日本人墓地で、咸臨丸の水夫3人の墓を見学した。その際、連載記事で《咸臨丸は1860年2月10日にサンフランシスコに到着した。38日間で8573キロを渡る大航海であり、日本人最初の太平洋横断だった》と書いたが、大変な間違いだった。  「慶長遣欧使節団」を率いた仙台藩の藩士・支倉常長 ...

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【世界救世教ブラジル宣教本部竣工50周年】アマゾン、北東伯へも発展=19日式典でも喜びの声続々

ゾロイナ・カヴァウカンチ・ボルゲスさん

 19日の「宣教本部竣工50周年記念式典」も午前10時に開幕し、全伯から1105人が参加した。講堂内には400人、講堂の外には605人ほどが駆けつけ、2階の小講堂には約100人が集まった。一日目と同様に式典が粛々と進み、この日は全国から集まった18人が順々に玉串奉奠をし、厳かな表情で天津祝詞(あまつのりと)を唱えた。  体験報告 ...

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《ブラジル》調査機関が、生活に最低限必要な賃金を発表=法定最低賃金の4倍以上

 ブラジルの労組間社会経済調査・統計所(Dieese)は6日、夫婦2人、子供2人の4人家族の生活費を満たすために最低限必要な金額は月額4259・9レアルで、法定最低賃金998レアルの4・27倍であると発表した。  Dieeseは毎月この数値を出している。「必要最低限の生活費」の定義は、ブラジル憲法が定める、住居、食料、教育、医療 ...

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《ブラジル・アマゾナス州》連邦政府派遣の治安部隊、駐留期間延長決まる=先月には囚人が50人以上死亡

マナウス市内刑務所周辺地域で警備を行う国家治安部隊(Jose Cruz/Agencia Brasil)

 治安が悪化しており、先月には複数の刑務所で囚人同士の抗争が発生。50人以上の死者が出たブラジル北部アマゾナス州に、ブラジル連邦政府が派遣していた国家治安部隊(FN)の駐留期間が90日間延長されることになった。  ブラジル法務省が7日付の連邦政府官報に掲載したところによると、FNは6月11日より、地元の関連機関と協力して、車両に ...

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ブラジル/アルゼンチン首脳会談=ボルソナロがマクリ再選を支持=共通通貨への提言再び=高インフレが障壁の一つ=大統領選は危ない状況?

6日、マクリ、ボウソナロ両大統領(Marcos Corrêa/PR)

 ボルソナロ大統領は6日にアルゼンチンを訪問し、ブエノス・アイレスでマクリ大統領との首脳会談、閣僚も交えた拡大会談、同国企業家たちとの会談を行った。企業家との会談では、両国共通の通貨を作る構想などについても話し合われた。また、ボルソナロ大統領は外交上の礼儀を無視して、今年後半に行われる大統領選でのマクリ氏再選を支持した。7日付現 ...

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《ブラジル》PBの資産整理が加速か=最高裁が予備判決を変更=子会社売却は議会承認不要に

連邦最高裁判所(Jose Cruz/Ag. Brasil)

 ブラジル最高裁は6日、公社や半官半民企業は、連邦議会の承認なしに子会社を売却できると決めたと、6、7日付現地各紙・サイトが報じた。  ここでいう「売却」は、100%完全な売却と、過半数の株式の売却(支配権は失う)の双方を含む。

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《ブラジル》ミナス州でダニ熱が流行=コンタージェンでは34人感染

ダニ熱を媒介するダニ(carrapato-estrela、ウィキペディア)

 ブラジル南東部のミナス・ジェライス州でダニ熱(ポ語ではfebre maculosa)が流行の兆しをみせ、患者数が最も多いコンタージェン市(ベロ・オリゾンテ大都市圏)では、擬似症患者の数が34人に達したと7日付現地紙サイトが報じた。  ダニ熱は斑点熱とも呼ばれ、リケッチアと呼ばれるバクテリアに感染した動物にとり付いたダニが媒介し ...

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