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7月 2019の記事一覧

《サンパウロ州》今年に入って、5月までに2千件超の工場閉鎖=過去10年間で最多の件数

 州別の工業生産高が国内最大のサンパウロ州で、今年1月から5月にかけて、2325カ所の工場閉鎖が発生したと、21日付現地紙が報じた。  この統計は、製造・加工業と、採掘業(鉱業)に限定したもので、今年の数字は過去10年間では最多で、昨年比で12%増えた。

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《ブラジル》既に50回党の方針に造反した議員も=党の姿勢を批判するタバタ・アマラウ下議

 連邦下院議会で10日に行われた、社会保障制度改革を含む憲法改正案の承認投票では、19人の左派政党所属議員が、「改正案に反対せよ」との党の方針に造反し、賛成票を投じた。21日付現地紙は、これらの議員がこれまで何回造反したかを調べ、報道している。  〃造反議員〃は、ブラジル社会党(PSB)から11人、民主労働党(PDB)から8人出 ...

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サンパウロ市=SUSの利用者増加傾向=景気低迷で保健プラン減少

 サンパウロ市の市立病院の救急外来利用者(緊急外来は除く)が、人口増加率を上回るペースで増えていると21日付現地紙が報じた。  市立病院は統一医療保健システム(SUS)が使え、診察や病院内での投薬、検査などは全て無料の上、24時間対応してもらえる。  問題は、受付から診察や検査までに時間がかかる事で、タツアペにあるカルミノ・カリ ...

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東西南北

 22日朝、ブラジル中銀が毎週月曜に出す、経済動向予測調査集フォーカスが発表された。それによると、今年の国内総生産(GDP)の成長率予測は、先週の0・81%から0・82%へと、0・01%ポイントではあるものの、上方修正となった。また、これにより、20週連続で続いた下方修正が止まった。他方、来年のGDP成長予測は2・10%、再来年 ...

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守勢一方、最後の4分に逆転!=ラグビーU20で日本代表優勝=ブラジル人も「ニッポン」コール

 ラグビーの20歳以下の国際大会「ワールドラグビーU20トロフィー(以下U20トロフィー)」の日本とポルトガルによる優勝決定戦が21日、サンパウロ州サンジョゼ・ドス・カンポス市のマルチンス・ペレイラ競技場で行われ、日本は劇的な逆転(35―34)で激戦を制し、優勝を飾った。  試合は終始ポルトガル優勢の展開。日本は我慢の時間が続い ...

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熟連芸能祭=日本で知られていない名曲披露=中村八大がコロニアのために作曲

 「坂本九の『上を向いて歩こう』を作曲したはっちゃん(中村八大)がコロニアに作った歌を、熟連芸能祭で復活させるんだ」――サンパウロ人文科学研究所顧問の鈴木正威さんは今月19日に来社し、熱心な口ぶりで楽譜や当時の新聞を見せながら語った。  中村八大は『上を向いて歩こう』、『明日があるさ』など、50年代末から60年代にかけて数々のヒ ...

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人気曲ばかり「花の歌謡祭」=野口総領事、菊地実行委員長も

 「ありがとう昭和・平成、今日は希望あふれる令和」をテーマに、ブラジル日本アマチュア歌謡連盟(INB、北川ジューリア好美会長)と藤瀬圭子プロダクションが共催する「花の歌謡祭」が、8月4日(日)午前10時からブラジル日本文化福祉協会ビルの大講堂で開催されるが、野口泰在聖総領事も特別参加して「アイ・ラブ・ユー」(尾崎豊)を歌う可能性 ...

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毛利律子氏講演会、25日=一緒に「老い」を考える

 ブラジル日本女性の会(細井真由美代表)は毛利律子氏による講演会を25日(木)午後1時から、サンパウロ市リベルダーデ区の山形県人会会館(Av. Liberdade, 486)で行う。  毛利氏は本紙に度々特別寄稿を寄せており、5、6月には老後や終活について講演。今回はそれらに続くもので、「老い」に関して参加者とともに考える。   ...

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大耳小耳

 本日1面には日本政府が、G20で開催された「日・ブラジル首脳会談」の内容を報告する広告を掲載している。日本政府が邦字紙を通して、直接に在外邦人に知らせる画期的な取り組みであり、今後も両国の節目節目に期待されるところだ。ぜひ、読者の方で日本政府のこのような取り組みに関してご意見がある方は、本紙編集部に意見を寄せるか、もしくは首相 ...

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アマゾン日本人移民90年の歩み=ベレン在住 堤剛太=(1)

 汎アマゾニア日伯協会会報『パンアマゾニア』266号31ページから35ページにかけて、堤剛太同協会副会長が書いた記事を、本の許可を得て転載する(編集部)。  その足跡 ①  第一回移民が到着  2019年、当地北伯日系社会は、日本人移民入植90周年記念の年を迎えます。これまでに、小誌(『パンアマゾニア』)では、機会ある事にアマゾ ...

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