山口ロータリークラブ(波多野義憲会長、山口県山口市所在)は、今年もブラジル山口県人会(伊藤紀美子会長)を通じて、高齢者福祉施設「憩の園」(佐藤直・救済会会長)と託児所「ジラソル」(和田アンナ所長)に10万円相当の寄付を贈った。 日本から贈られた寄付金で山口県人会が、日本米420キロ、粉石鹸約160キロ、液体石鹸50リットル、 ...
続きを読む »2019年8月2日の記事一覧
大耳小耳
読者から今週末に行われる「おきなわ祭り」における、宮沢和史さんの出演時間を教えてほしいという問合せがあった。プログラムによれば、出演時間は3日(土)は午後8時半、4日(日)は午後6時40分の予定。日系アルゼンチン人の歌手・大城クラウディアさんも同じ時間に出演する。バンド「ザ・ブーム」のボーカリストであり、コロニアでも愛唱されて ...
続きを読む »『移民と日本人―ブラジル移民110年の歴史から―』を読み解く―「ブラジル」日本移民研究への新たな視点―田所 清克/久保平 亮
1908年4月28日、第一回ブラジル日本移民の781名を乗せた移民船「笠戸丸」が神戸港を出帆し、6月18日にサントスに到着してから今年で111年目を迎えた。この間、紆余曲折を経て、今日ではおよそ190万人を擁する世界最大の日系社会がブラジルで築き上げられている。過日7月8日には、こうしたブラジルにおける日本移民の先達たちのこれ ...
続きを読む »臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(132)
1945年6月6日、沖縄戦がアメリカ軍の勝利におわり、ブラジルは日本との開戦を発表した。奇妙な言葉や習慣をもつ日本人はブラジル人の敵となったのだ。路上でのいやがらせが始まり、特に敗戦がわかってから、それが顕著になった。 「ジャポンが戦争に勝ったのなら、どうしてあっちに帰らないんだ」とブラジル人は日本人のおかしな発音をまねして ...
続きを読む »