2019年8月31日の記事一覧

ブラジル産大豆の不買示唆=世界的なサケ養殖業者がアマゾン理由に

 世界有数のサケ養殖業者のMowi ASA(本社ノルウェー)が28日、ブラジルが森林伐採を抑制しなければ、ブラジル産の大豆の購入を停止するとの意向を表明した。  ブラジルの熱帯雨林を保護するための資金が凍結された事もあり、森林伐採や森林火災が増えている事は世界的に知れ渡り、ジャイール・ボルソナロ大統領やその政権に対する国際的な批 ...

続きを読む »

《スダメリカーナ杯》ブラジル勢2チームが4強入り=11月アスンシオンでの決勝で対戦の可能性も

 8月27、29日にサッカー、スダメリカーナ杯準々決勝第2戦が行われ、ブラジルのアトレチコ・ミネイロとコリンチャンスが共に準決勝進出を決めた。  スダメリカーナ杯は、南米ナンバーワンを決めるリベルタドーレス杯からワンランク落ちる大会だが、大陸規模の2大タイトルとしての格があり、優勝すると、来年のリベルタドーレス杯、レコパ、日本の ...

続きを読む »

《ブラジル》信頼感指数が0・1P下がり、93・9Pに=「商業」が3・2P、「建設」が2・2Pアップ

 リオ市に本部を置く学究機関、ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団(FGV)が30日、8月の企業家信頼感指数(ICE)は、7月の94・0ポイントを0・1ポイント下回る93・9ポイントだったと発表した。  ICEは0から200の間で算出され、100ポイント以上の時は企業家たちが景気の行方を楽観視していることを示すが、100ポイント以下の ...

続きを読む »

《ブラジル》モロ法相 人気急降下は夫だけにあらず=ロザンジェラ夫人に相次ぐ舌禍

 「ヴァザ・ジャット報道」以降、ラヴァ・ジャット作戦での「汚職政治家を取り締まる正義の判事」のイメージが一転し、国民やマスコミ、政界での人気が急降下中のセルジオ・モロ法相。「判事時代に自らが検察を指揮していた」「保守系政治家の捜査や供述聴取を嫌がった」「証拠不十分と知りながら判決を強行した」などを携帯電話のハッキングで暴露された ...

続きを読む »

《ブラジル》モロ法相が現政権初の「治安計画」発表=全国5都市に治安部隊派遣=食い止めたいイメージダウン=専門家の反応は賛否両論

 「ヴァザ・ジャット報道」以来、世論や政界で強い反発を受けているセルジオ・モロ法相が29日、「治安計画」を発表した。犯罪多発5市を選んで行う計画は前向きな評価を受けたが、同時に「小さくまとまりすぎ」との評価もある。30日付現地紙が報じている。  今回提案された治安計画は、「全国暴力犯罪対抗プログラム」と名付けられている。

続きを読む »

《コロンビア》ゲリラの一部が闘争再開宣言=16年の和平合意を破棄し=元ゲリラリーダーは批判

 コロンビアで29日、16年に同国政府と和平合意を結んだ左翼過激派武装組織コロンビア革命前線(FARC)元リーダーのロドリゴ・ロンドーニョ氏に次ぐ〃ナンバー2〃、イヴァン・マルケス氏を中心とした勢力が武装闘争再開を宣言した。30日付ブラジル各紙が報じている。  マルケス氏は武装闘争の再開を宣言する32分の映像の中で、FARC発祥 ...

続きを読む »

《ブラジル》違法伐採=パラー州の農園主を逮捕=麻州でも衛星使った摘発続く

 【既報関連】ボルソナロ大統領の法定アマゾン開発容認発言や、アマゾン基金凍結などで森林伐採や森林火災が増え、国内外で問題視される中、パラー州で大規模な違法伐採を行った農園主逮捕と29、30日付現地紙サイトが報じた。  市警が逮捕したのは、パラー州南東部サンフェリックス・ド・シングーにある農園の共同経営者ジョゼ・ブラジル・デ・オリ ...

続きを読む »

《ブラジル・失業率》11・8%とやや回復=依然として高い非正規比率

 ブラジル地理統計院(IBGE)は30日、5~7月の失業率は11・8%(実数1260万人)で、4~6月期の12%より若干減少したと発表したと、同日付現地サイトが報じた。  総就業人口における非正規雇用者の比率は、2012年の統計開始以来最大の41・3%で、実数3868万3千人に達した。今年2~4月期の就業者全体における非正規雇用 ...

続きを読む »

サンパウロ市=麻疹の罹患状況が明らかに=最も広まっている地区は?

 サンパウロ市の麻疹(はしか、サランポ)の患者の地区別データが発表され、市内のどこで真性患者や擬似症患者が多いかが明らかになった。30日付現地紙が報じている。  28日のサンパウロ州保健局の発表によると、サンパウロ市では1637人の感染が確認され、1人の死亡が報告されている。擬似症患者の内、698人は疑いが晴れたが、7380人は ...

続きを読む »

東西南北

 30日に発売された週刊誌「ヴェージャ」が、ボルソナロ一家を巡るスキャンダルの発端となったファブリシオ・ケイロス氏の行方を8カ月ぶりにつきとめたと報じた。ケイロス氏は大統領の長男フラヴィオ上議がリオ州議時代の職員で、他の幽霊職員の給料が一斉に振り込まれていたとして疑惑の中心となっていたが、サンパウロ市の病院での癌の手術後、姿をく ...

続きを読む »