【既報関連】8月末から始まった北東部への原油漂着は、同地域での環境や経済活動に深刻な影響を及ぼしており、14日と15日にはバイア州とセルジッペ州が相次いで緊急事態宣言を行ったと14~16日付の現地紙やサイトが報じた。 緊急事態は既に地域省からも承認されており、汚染地域からの住民退避や、汚染物質の回収、飲用水や基礎食料品セット ...
続きを読む »10月 2019の記事一覧
東西南北
ボルソナロ大統領とPSLとの対立が話題を呼ぶここ数日だが、その一方で、民主労働党(PDT)の下議4人、ブラジル社会党(PSB)の下議3人が15日に離党を発表した。理由は、左派政党の間で義務付けられていた「社会保障制度改革への反対」という約束を破って賛成票を投じ、党内で迫害されたためだ。彼らは「不当な理由で追い詰められた」と主張 ...
続きを読む »「杉野先生の教え実践した」=アグロ・マキナス社50周年=南ミナスの白浜清俊さん
コチア青年2次6回の白浜清俊さん(80、熊本県)がミナス・ジェライス州カンブイ市に創立した農事関連会社「アグロ・マキナス・ミナス・ジェライス」が50周年を迎え、13日に慶祝ミサと祝賀会を開催し、従業員と友人、関係者ら約100人が駆けつけて祝った。創業当時はこれといった農産物がなく、日本人がほぼいなかった南ミナス地方で、ジャガイ ...
続きを読む »広島文化センター=57年ぶりに農業研修生受け入れ=ブラジル側の提案、藤岡さん来伯
ブラジル広島文化センター(吉広ロベルト貞夫会長)が、今年から57年ぶりに農業研修を開始した。8月27日~11月28日まで3カ月間実施しており、研修生の藤岡香穂里さん(21、愛媛県)が同センター役員らと共に本紙に来社した。 村上佳和副会長によれば、同センターでは1962年以降、母県からブラジルへの研修が途絶えていた。村上副会長 ...
続きを読む »山本喜誉司賞、4氏が受賞=メロンの大谷氏、ネギの斎藤氏ら
山本喜誉司賞選考委員会(長井邦夫委員長)は「第49回山本喜誉司賞」の受賞者を発表した。 受賞者は大谷正敏(71、愛知県出身、北大河州モソロー市在住)、北島英理雄(83、サンパウロ州ピラシカーバ市在住)、斎藤ワルテル俊男(52、埼玉県在住)、関田民雄(71、ミナス州サンゴタルド市在住)の4氏。 授与式は11月8日(金)午後7 ...
続きを読む »■今週末の催し
19日(土曜日) カンピーナス倫理法人会・サンパウロ州倫理法人会の設立記念式典、午前10時、ホテル・ヴィクトル・コンセプト・カンピーナス(Av. José de Souza Campos, 425 – Cambuí, Campinas) ◎ 青葉祭り(ブラジル宮城県人会)、午前7時、同会会館(R. F ...
続きを読む »県連故郷巡りアマゾン=90周年に沸く「緑の天国」=(8)=第1回子孫にとってのトメアスー
トメアスーで行われたアマゾン日本人移住90周年式典には、パラー州各地からもお祝いに駆けつけた。 「彼女は第1回移民の娘なんだ」。故郷巡り一行の隣りに座っていた現地参加組の夫婦に話しかけると、ベネジット・サルマンさんが妻の市原トシ子レジーナさんのことを、第1回移民の市原津南三(つなぞう)さんとしもさんの娘だと紹介してくれた。 ...
続きを読む »ガンの治療に新たな道
末期リンパ腫で痛み止めのモルヒネを毎日、上限量まで使い、体重が激減して、自分では歩けなかった患者がある日、痛みが消え、歩けるようになった▼先週からこんな風に話題となっているのは、サンパウロ州リベイロン・プレットのサンパウロ総合大学血液センターでラ米初のCAR―T細胞療法を受けた、ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテ市に住む公務 ...
続きを読む »《ブラジル》LGBTに保守系解釈?=大統領三男提唱後、パロディ相次ぐ
12日、ボルソナロ大統領三男のエドゥアルド下院議員が、同性愛者全般を指す英語イニシャルの略称「LGBT」に保守系の新解釈を提示し、物議をかもした。 これはエドゥアルド氏のツイッターで公表された写真に端を発している。この日、エドゥアルド氏は、サンパウロで行なわれた会合「CPAC」(保守政治活動協議会)に出席し、その舞台裏で、黒 ...
続きを読む »PSL=ビヴァール党首に家宅捜査=弁護士「奇妙なタイミング」=大統領離党問題勃発の矢先
15日朝、社会自由党(PSL)の党首ルシアノ・ビヴァール下議に対して、連邦警察が家宅捜査を行なった。これは昨年の統一選で幽霊候補(ラランジャ)を立てた疑惑に関しての捜査だが、ここ数週間、ボルソナロ大統領と関係が険悪化して離党問題が加熱化する局面で、いきなり捜査が入った。ビヴァール党首の弁護士は「奇妙な捜査だ」と抗議しているとG ...
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