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2019年12月20日の記事一覧

三重、忘年会で親睦深める=母県訪問ツアーの報告も

 ブラジル三重県人文化援護協会(下川孝会長)は忘年会を、サンパウロ市ビラ・マリアナ区の同会館で15日に開いた。会員とその家族ら約80人が参加し、県人会婦人部の手料理による昼食やビンゴを楽しんで親睦を深めた。  11月下旬に和歌山県で開催された「和歌山県人会世界大会」に合わせ、クイックリー・トラベル社が同県と三重県を巡るツアーを実 ...

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援協に大量パネトーネ寄付=日教寺から高齢者養護施設へ

 本門佛立宗中央寺院日教寺のボランティアグループ「菩薩」は、日伯福祉援護協会(与儀上原昭雄会長)にパネトーネ108個の寄付を行った。同寺から日現高崎住職、吉川卓志さん、植松セルジオさんが11日にサンパウロ市の援協本部ビルを訪れ、与儀会長に手渡した。  パネトーネは援協傘下の高齢者養護施設に贈られる。同寺から援協へのパネトーネの寄 ...

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サントス強制退去の証言=その日何が起こったのか=(7)=「この国の未来のために証言する」

 「子孫に伝えるために、自分たちが苦しんだこの事件に対して、政府に謝罪を求めることに賛成する」。連邦政府に対し、損害賠償を伴わない謝罪要求訴訟の運動を行うことについて聞くと、橋本ルイス和英さん(89、二世)はそう答えた。当事者として、この国の未来のために勇気を出して声を上げることの大切さを、よく理解しての発言だった。  1943 ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(189)

 両親にそのことを朝市で会ったとき、話したほうがいいと思っていた。その機会がきて、「お宅の息子さんの成績はとてもいいのですが、ポルトガル語を少し直したほうがいいと思います。町での生活になれるのに障害となるかもしれません」と告げた。  正輝はファニー先生の忠告は的を得たものだと受け止めた。彼女はだれにでも誠実な人だと知られていた。 ...

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ブラジル・メディアが報じたがらない不都合なニュース

 今年最後の当コラムということで、コラム子が個人的に気になっているニュースについて語ることにしよう。  それは、パラナ州検察局のリーダー格の人物、ジャヌアリオ・パルード氏に収賄疑惑が2件、立て続けで報じられたことだ。パルード氏は同検察局のラヴァ・ジャット(LJ)作戦主任のデウタン・ダラグノル氏の上司にあたる人物。LJ班のワッツア ...

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