奥原常嗣副会長による発表の後、今年9月から新しく理事会に参加した山室信工(まこと)エルベルト企画予算担当理事(58、二世)が、来年度の事業方針と予算案について発表した。 山室理事は「継続的な活動のためには、長期的な目線で計画を立てる必要がある」とし、10年後の文協「あるべき姿」の7項目を発表した。 これは(1)ブラジル社会 ...
続きを読む »2019年12月21日の記事一覧
景気よくペッタン、ペッタン=岩手餅つき今年も盛況に
ペッタン、ペッタン――会館サロンに入ると、そんな音が景気よく響き、婦人部の皆さんが手際よく丸めていた。岩手県人会(千田曠暁会長)が誇る30年来の伝統行事『餅つき』の一場面だ。サンパウロ市の同会館で14日(土)午前9時から行われ、約30人が晩までに約100キロを搗いて丸めた。 「電話注文が多くて、昨日締め切りました。味見してみ ...
続きを読む »臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(190)
家でポルトガル語を話すということは、長年、上の息子二人のために家まで日本語を教えに来てくれた臣道聯盟の仲間、高橋先生を断らなくてはならない。旧友にそれを知らせるのが辛かった。言い出すには断るための口実を作らなくてはならない。 だが、正輝は本心からそれを望んでいたのだろうか? ポルトガル語が話せなかったら、ブラジルで成功するこ ...
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