ホーム | 2019 | 12月 (ページ 18)

12月 2019の記事一覧

《ブラジル》ダッタフォーリャ世論調査=経済期待で大統領支持微増=富裕層と南部が人気支える=貧困層や社会的弱者の反発強く=「ボウソナリスタ」は14%のみ

 7日に発表されたダッタフォーリャの世論調査で、経済回復への期待から、ボルソナロ大統領の不支持率の伸びが8月の調査時より弱まった。だが、今回の結果は、貧富の格差や人種の軋轢を強く感じさせ、さらに「大統領の言動を全く信じない」と答えた人が43%もいるなど、大統領の言動に対する信用が低いことを伺わせている。8日付現地紙が報じている。 ...

続きを読む »

《人間開発指数》ブラジルは順位一つ下げ世界79位=教育系指数が足を引っ張る

 国連開発計画(PUND)が人間開発指数(IDH)を発表し、ブラジルは0・761ポイント(P)で世界189の国と地域の中で79位だったと、9日付現地各紙が報じた。  最高点は1Pで、最低点は0Pだ。0・55未満は「低い」に分類され、0・55以上0・699以下は「中程度」、0・7以上0・799以下は「高い」、0・8以上は「非常に高 ...

続きを読む »

《ブラジル》マラニョン州=またしても先住民襲撃事件=2人が死亡、政府の保護求む

 マラニョン州州都サン・ルイスから約506キロのジャニパポ・ドス・ヴィエイラス市にある先住民居住地(エル・ベテルとボア・ヴィスタ)の間の国道226号線で7日、先住民のグアジャジャラ族襲撃事件が起き、死傷者が出たと7~9日付現地紙、サイトが報じた。  事件発生は午後2時半頃。白い乗用車が速度を落として近づき、先住民達を銃撃したとい ...

続きを読む »

《ブラジルサッカー》クルゼイロが初の2部降格=最終戦は試合終了を待たずに主審が打ち切りを宣言

 サッカーの全国選手権1部リーグ最終節全10試合が8日に開催された。優勝の行方は11月に決していたが、この日最も注目を集めたのは、1971年に全国選手権が始まって以来、一度も2部降格を経験したことのない名門クルゼイロが、1部残留を果たせるかだった。  前節終了時で降格圏の17位で低迷していたクルゼイロと、残留圏の16位に留まって ...

続きを読む »

サンパウロ市=パライゾポリスで追悼式=9人圧死の事故から1週間

 1日未明にサンパウロ市南部パライゾポリスでファンキのパーティ中に起きた若者9人の圧死事故から1週間経った7~8日、同地で追悼のミサとイベントが行われ、亡くなった若者たちを改めて弔った。8日付現地サイトが報じている。  初七日のミサはサンジョゼ小教区の教会前で行われた。教会の外には祭壇が設けられ、何百人もの住民が白い服を着て参加 ...

続きを読む »

東西南北

 本日付で報じたボルソナロ大統領に関する世論調査は、6日付ヴェージャ誌でも行っている。それによると、2022年の大統領選でのボルソナロ氏は、「ルーラ元大統領やセルジオ・モロ法相が出馬してこない限りは再選」との結果を得ている。だが、その一方で、国民の40%が「ブラジルでは民主主義が侵される危険性が高くなっている」と感じており、さら ...

続きを読む »

臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(1)

 移民は新潟県からきても広島県からきても、県が違うだけで、日本本土からきた移民といわれる。また、歴史的、地理的に条件のいい移民もいた。たとえば鹿児島県からきた移民は絆がつよかったし、徳川時代には中央政権からある程度自立していたので、移民についての制限が寛容でもあった。  しかし、沖縄出身の移民はまったくちがっていた。肉体的にも、 ...

続きを読む »

《ブラジル》ジャーナリズムはグローボ経営危機を救えるか

既存大手メディアと対立を深めるボルソナロ  「もしお前たちの放送権の承認更新に少しでも問題点があれば、絶対に更新はありえない。お前達はいつも俺の人生をいらだたせる。この役立たず!!!」(Se o processo da renovacao da concessao de voces nao estiver limpo, nao ...

続きを読む »

県連代表者会議=来場者20万人を目指す!=来年の日本祭りの方針発表=「会場を4千平米広くする」

 ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)の「11月度代表者会議」が先月28日、文協ビル内の県連会議室で行われた。また、来年の日本祭りの方針について実行委員会の市川利雄会長(富山県)から説明が行われた。来年の会場は、今回より4千平米広い4万8千平米。市川会長は、拡大した理由を「昨年よりも今年は食の広場にゆとりがあり、評判が ...

続きを読む »

ミュージカル=邦人少女りのんちゃん出演!=歌の才能秘めたトミカ役を熱演

 昨年ミュージカル『Annie, O Musical(アニー)』に出演したサンパウロ市在住の駐在員子弟、上山りのんちゃん(12、東京都)。今年は『Escola do Rock(スクール・オブ・ロック)』に出演し、準主役クラスと言えそうな抜群の歌の才能を秘めたトミカ役を演じている。今週末が最後の公演だ。  『Escola do R ...

続きを読む »