ウルグアイ海軍は13日未明、同国領海内で、違法漁業を行っていたブラジル船籍の中型船を拿捕した。
ウルグアイと国境を接するブラジル最南端、リオ・グランデ・ド・スル州に登録されているタトゥイラ号には、乗組員10人と、漁師1人が乗っていた。
ウルグアイ海軍は威嚇射撃の後、停船命令を出したが、ブラジル船はブラジル領海を目指して逃亡を試みた。
「ブラジル船が逃亡を試みたせいで、我が軍の船と衝突寸前の事態になった」とウルグアイ当局は発表している。
捕らえられた時、六つの船倉の内、四つは獲れた海産物でいっぱいだったという。
船を所有していたブラジルの会社と、捕まった11人は違法漁業の疑いで裁判にかけられる見込みだ。
15日未明の段階で、ブラジル当局は同件に関するコメントをまだ発表していない。(15日付エスタード紙より)
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