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ブラジル水運、昨年は好調=トラックストで、乗り換え需要

 昨年5月のトラックストの影響で、陸上輸送最低運賃表が作られ、輸送費が高騰したせいで、国内でも水運輸送が増えていると、14日付現地紙が報じた。
 ブラジル沿岸貨物船主協会(Abac)によると、昨年は20フィートコンテナ(長さ約6メートル、幅約2・4メートル、高さ約2・6メートルの国際標準コンテナ)100万基以上が輸送された。これは業界最多記録で、昨年はトラック輸送が100万件以上減ったことを反映した。
 水運輸送はトラック輸送よりも輸送費が最大20%も安くすむが、国内物流の11%のシェアしかもっていなかった。
 水運輸送のブラジル最大手アリアンサ社では、昨年下半期の輸送実績が、上半期より28%も増加した。同社幹部のマルクス・ボロキ氏は、「半年でこれほど増えたのは、我が社創設以来のこと」と語る。
 同社は2018年の営業成績を前年比8%増と予想していたが、実際は16%増だった。1999年創業の同社は、昨年初めて、冷蔵コンテナに果物を詰め、サンパウロ州からアマゾナス州に輸送した。
 コンテナの輸送業務を行うサントス・ブラジル社(サンパウロ州本社)幹部のマルコス・トウリーニョ氏は、パラー州ヴィラ・ド・コンデ港とサンタカタリーナ州インビトゥーバ港では、18年の貨物取扱量が新記録だったと明かし、「いつトラックストが起きるかも知れないと用心して、各企業が輸送ルート、手段を多様化させている。それが我々にとって追い風になった」と語る。

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