GLイベンツとTASAイベンツ共催「第2回リオ祭り」が25~27日まで、リオセントロ・コンベンション・イベントセンター第4パビリオン(Av. Salvador Allende, 6555 – Barra da Tijuca, Rio de Janeiro, RJ)で開催される。25日は午後5時から10時まで。26、27日は午前10時から午後10時まで。入場料は20~30レアル。
リオ祭りは、昨年にブラジル日本移民110周年を祝して初開催し、盛況だったのを受けて2回目の開催が決まった。今年は昨年より会場スペースを拡大し、内容の充実を図り、約4万人の来場客を見込む。
本番に先んじて今月20日に催されたプレイベントでは、ブラジル長崎県人会(川添博会長)龍踊りが、コパカバーナ海岸線沿いのアトランチカ大通りを2キロに及んで演舞を披露した。
当日は龍踊り15人に加え、琉球国祭り太鼓の25人も大通りを練り歩き群集を魅了した。また主催団体は、海水浴客にゴミ収集袋を無料配布し、海辺にゴミを捨てないよう啓蒙活動も合わせて実施した。
同行した川添会長は「ゴム足袋を履いても、火傷をする程の炎天下にもめげず、100キロもの重い龍を振り回して、4回も踊りを披露したメンバー15人の体力、気力は素晴らしいものだった」と賞賛した。
なお、同県人会とリベルダーデ商工会議所(ACAL)の共催で、長崎龍踊りワークショップを来月9日午後2時半から5時半まで、リベルダーデ区の同会議所(Avenida Liberdade, 365)で開催する。川添会長は「龍踊りの説明と軽い運動、参加者募集を行います。遊びがてらの参加も大歓迎。運動しやすい服装でお出で下さい」と参加を呼びかけている。
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リオ祭りのプレイベントでは、リオ日系社会がコパコバーナのビーチでゴミ拾いキャンペーンを実施した。ジョルナル・ニッパク紙によると同祭コーディネーターのサトウ・タカオ氏は「観光客やリオ市民に祭りの関心を喚起するだけでなく、日本文化の一部を為す清掃習慣を意識化させる狙いがあった」と話す。グローボ・リオ版21日付けでは14年のワールドカップを引き合いに、日本人サポーターが試合後にペルナンブーコ・アリーナでゴミ拾いをして衝撃を与えた例を振返って紹介し、日本文化を絶賛していた。