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サンパウロ市=バスが自転車集団はねる=内3人が死亡する惨事に

 26日、サンパウロ市西部ピリトゥーバのバンデイランテス高速道で、バスが28人のサイクリング集団をはね、28日までに3人が死亡する事故が起きた。27日付現地紙が報じている。
 事故は26日午前10時30分頃、バンデイランテス高速道がマルジナル・チエテやマルジナル・ピニェイロスに合流する少し手前の17・5キロ地点で起こった。
 サイクリング集団はこのとき、ジョッキー・クラブのガソリン・スタンド付近からマルジナル・ピニェイロス、同チエテを経てロドアネルに入った後、同高速道に乗り換え、ジョッキー・クラブに戻る予定だった。
 だが、バンデイランテス道を走行中、観光バスが路肩に侵入(または自転車が車道に侵入)。グループの一部をはねた。
 この衝撃でケイラ・ブルーメンさん(41)が即死。ラファエル・サントス・ミランダさん(33)は病院に運ばれたが、助からなかった。
 当初、このほかに4人が負傷、内1人が重体と報じられたが、クリニカス病院に入院中だったエルヴィス・ジュリオ・マルシオーリさんも28日に死去した。
 現在、運転手は業務上過失致死の疑いで警察から調査を受けている。
 同サイクリング集団は、27日にサンジョゼ・ドス・カンポスで行われる自転車大会に出場する予定だった。