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東西南北

 今日1日から連邦議会が再開。政界の1年が本格的にはじまるが、ボルソナロ大統領の長男のフラヴィオ氏も上院議員としての職につく。リオ州議員時代の幽霊職員採用並びに元運転手ケイロス氏への多額の支払や、リオの民兵犯罪組織(ミリシア)との関わりなどへの疑惑が持たれている中、「上議辞退」を求める声は支持者やボルソナロ政権内部からも浮上していた。だが、多くを語ることのないまま、本日就任することになった。1月31日付フォーリャ紙では、その疑惑の関係図がパワー・ポイントで図式化されるなど、引き続き話題に事欠かない同上議だが、無事に4年間を乗り切ることができるか。
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 1月のカンタレイラ水系への降水量は227ミリ。水位としては1カ月で約4%ポイント増の43・3%まで上がった。2013~15年の最悪期の1月よりはかなりマシなものの、1月は300~400ミリ降る年もあるので、もう少し欲張りたかった気も。月100ミリ以上の雨が見込める雨季はあと2カ月。この間にできるだけ雨が降り、次の乾季にも水不足を心配しないでいいくらいの水位になることに期待したい。
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 1月30日に行われたサッカーのサンパウロ州選手権、調子の上がらないコリンチャンスは本拠地での対レッド・ブル戦を、まさかの0―2の惨敗で落とした。しかも、出場した選手が主力なのにこの結果というのは痛かった。これで、ここまで1勝2敗1分のまま、2日は宿敵パルメイラスとの今年最初のクラシコ(伝統ゲーム)で、しかも敵地。何とか挽回したいところだが。