「京都会の昼食会」が23日正午、サンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル5階の県連会議室(Rua Sao Joaquim, 381)で開催される。参加費30レアル。ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)が主催する初めての取り組み。
同会は、京都に縁がある人が交流することが目的で開催。京都府人やその子弟でなくとも、京都の大学卒業者、京都で働いていた人や留学生など、京都に所縁のある人であれば誰でも参加可能だ。
食事の予約があるため、参加者は事前連絡が必要。問い合わせは県連事務局の松田リナさん(11・3277・6108、又は11・3207・8569)まで。
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京都会の昼食会の案内に来社した県連の山田会長は、「47都道府県の一つでもかけてしまったら、県連は成り立たない」と厳しい顔を見せた。47都道府県の中には、存続の危うい県人会がいくつか存在すると言われている。一世の高齢化による会員の減少や、母県との関係が希薄化してしまった会、会員同士の疎遠化など理由は様々だ。いうまでもなく、県人会は日本とブラジルをつなぐ重要な組織だ。県費留学や研修によって、若い世代にも日本との絆が生まれる。また、世界最大規模の日本祭りも県連主催であり、県人会がなければ成り立たない。京都に所縁のある人はぜひ昼食会に顔を出し、新しい風を吹き込んでほしいもの。