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東西南北

 自動車大手フォード社のサンベルナルド・ド・カンポ工場の閉鎖は、大きな波紋を投げかけている。同工場は大サンパウロ市圏の自動車工場の中でも長い歴史を持つ。フォードの人気車「フィエスタ」を製造していたところだった。21日付アゴラ紙によると「父があの工場で働いているのを誇りに思っていたから」と、親子2代に渡って同工場で働いていた人や、同工場一筋で20年以上働いていた人も少なくない。彼らは先行きの見えない将来に強い不安を抱いているという。ただの「食いぶち」ではなく、“ブラジル自動車産業発祥の地”の古参工場という地域の精神的な拠り所に関わる問題だけに、今後が気になる問題だ。
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 サンパウロ市西部モルンビーのコンドミニオ「リベルテ・モルンビー」で20日、住人106世帯に緊急で非難命令が出された。それは、建物の側面に大きな亀裂が発生したためだ。このコンドミニオは建設されたのが2006年と比較的新しい。だが、10年近く前から亀裂が入り始めていたといい、今回、最も大きなヒビが新たにできたためにこの処置となった。市内で安心できない建造物は高架橋だけではなかったか。
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 フランシスコ法王は20日、ゴイアス州の元神父、ジャン・ロジェルス・ロドリゴ・デ・ソウザ氏に追放処分を課した。同元神父は2006年頃から修道女、ならびにその見習いら11人に対してわいせつ行為を行なっていた疑いを持たれ、すでに検察にも起訴されたことで、既に一時的な免職状態になっていた。