ブラジル東京農大会(原島義弘会長)の「第40回定期総会」及び新年会が17日正午から、サンパウロ市サウーデ区の同会館で開催された。パラー州ベレンからもブラジル各地から約50人が集まり、創立50周年に向けた結束力を見せた。
農大会はブラジルにおける大学OB会の中で唯一法人登録されている。現在までに35人の留学生を送る等、母校との交流も盛んだ。
創立50周年記念式典は今年の7月28日に行われ、日本からも約10人の農大関係者が来伯する見込み。理事長の来伯も熱望されており、現在調整中だという。
当日はグアルーリョス市サンジュダス・タデウ墓地の慰霊碑で法要後、式典を同会館で行う予定。
また、50周年事業では同会館の学生寮を4部屋増築する。これは次の世代のためにお金をかけようという同会の考えから。母校から寄付もあり、近日中にも着工する予定だ。
総会では役員選挙も行われ、50歳以下の若手10人が役員になる等、着実に後継者を育てている。この日も農大に留学した若手の家族を含めた約10人が総会に参加し和気藹々と交流した。
新役員は次の通り(敬称略)。【会長】原島義弘、【第一副会長】川辺幹夫、【第二副会長】大森麗裕、【総務理事】戸国達夫、【書記理事】池田之彦、福井真司(第二)、【財務理事】茂木康成、中村フェリッペ(第二)、【理事】石川準二、景山康孝、徳久俊之、高木雄一郎、【監事】(正)=上原真地、大森ロビンソン成、(補)近藤和彦フェルナンド、片田馨フェリッペ