高級ぶどう「ピラールマスカット」の産地で知られる聖南西ピラール・ド・スール市は、「第22回農産展」を来月15~17日の3日間、市内のシッコ・ミネイロ催事場(Av. Antonio Lacerda)で開催する。ピラール・ド・スル文化協会共催。入場無料。
毎年3万人以上が来場する大イベントだ。収穫期を迎えるピラールマスカットの直売が、何と言っても一番の目玉だ。
通常のぶどうより4度以上糖度が高く、種無しで大粒かつシャキっとした食感で皮ごと食べられるの特徴で、「グルメぶどう」と呼ばれる。半キロ30レアル程度で市場価格より安く購入できる。
その他、デコポンや柿などの果実、野菜類も直売される。
また、人気の果樹や野菜で飾りつけた展示や、レストランでは焼きソバ、和風弁当、饅頭などが販売される。小物類を販売するバザリスタも出店するほか、ロデオショーも行われる。
15日は午後7時から開会式が催され、同文協太鼓チームの演奏で幕開け。16、17日は午前10時から。
案内のため同会から、岩井司会長、阿部勇吉副会長、伊藤正一第一会計、中村昭一第一学務理事、豊田しげる第一渉外理事、中村百合子婦人会長、牛腸ルーデス婦人副会長、田代アルシデス父兄会長、中村よしみ母の会会長が来社した。
一行は「人気の展示は来てからのお楽しみ。飾りつけを鑑賞してもらい、レストランでしっかりご飯を食べて頂ければありがたい。直売では安く新鮮なものを購入できますので、ぜひおこし下さい」と呼びかけた。