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東西南北

 ペルナンブッコ州オリンダのカーニバルは、全国のカーニバルの中でも際立って大きな人形の行進で有名だが、今年は、その人形の中に物議を醸しそうなものがある。それはボルソナロ大統領のものだ。人形は「その時々を象徴する人物」が選ばれる傾向があり、新任大統領は本来なら妥当な選択肢のはずだが、問題は選挙時に拒絶率が高かったこと。とりわけ、ペルナンブッコ州は左派勢力が強く、大統領選の決選投票でもボルソナロ氏は対抗のハダジ氏に43%対56%で負けている。パレードの主催者は「特に厳重な警備もしない」とのことで、ミシェレ夫人の人形も作るとか。くれぐれも、暴力沙汰だけは起きないでほしいものだが。
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 26日、サンパウロ大都市圏サンベルナルド・ド・カンポにあるフォード社の自動車工場の前で、従業員がデモを行った。サンパウロ州の自動車産業を長年リードしてきたこの工場は、19日に閉鎖が発表されたばかりだ。今回のデモはこれに反対するもので、参加者たちは同社の世界的トップが会合を開く3月7日までのフォード車の不買を求めた。ジョアン・ドリア・サンパウロ州知事は、「代わりになる企業を招致する」と意気込んでいるが、彼らの不満を抑えられるか。
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 25日夜から雨の続くサンパウロ市。同日18時から26日17時30分までに起きた倒木は665本に達した。今回の寒冷前線は雨だけでなく、気温にも影響を与えそうで、27日の最高気温は26度に落ちた。今日の最高気温の予想は23度で、それが土曜まで続くとか。サンパウロ市カーニバルは肌寒い中での開催となるか。