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《ブラジル》ルーラ元大統領=7歳の孫の葬儀に参列=髄膜炎で急死のアルトゥールちゃん

 収賄容疑などの罪でパラナ州連邦警察で受刑中のルーラ元大統領が2日、サンパウロ大都市圏のサンベルナルド・ド・カンポ市で行われた孫の葬儀に参列した。2日付現地サイト、3日付現地紙が報じている。
 ルーラ氏の孫で、7歳だったアルトゥールちゃんは、1日に髄膜炎で息を引き取った。
 1月に実兄のヴァヴァー氏が亡くなった際は、司法判断が遅れたために葬儀に参加できなかったルーラ氏だが、今回は1日のうちに連邦地裁が参列許可を出した。
 ルーラ氏は1日に行われた通夜には参加できなかったが、2日は午前中にパラナ州政府の小型機や連警のヘリコプターを乗り継いで葬儀場の近くまで駆けつけた後、連警車両に乗り換え、午前11時過ぎに葬儀場に到着した。
 ルーラ氏は約2時間、葬儀に参列。遺族や友人らによると、ルーラ氏は火葬前、孫の棺の前で「私が無罪であることを証明してみせる」と語ったという。報道陣に対しては何も語らなかった。
 ルーラ氏は12時58分に連警車両で墓地を後にし、コンゴーニャス空港までヘリコプターで送られた後、小型機とヘリコプターを乗り継いで、パラナ州クリチバの連邦警察に戻った。