GLAブラジル支部(尾田嘉雄理事長)は、『2019新年のつどい』ビデオ講演会を2月17日にサンパウロ市文協大講堂にて開催した。24日にはブラジリアでも開かれ、各地で老若男女、日系非日系を問わず大勢が集い、熱心に聞き入っていた。
このビデオ映像は、1月27日にGLA主宰の高橋佳子氏が横浜で開催したもの。ブラジル支部の尾田理事長が「GLAは魂の学校。眠っている魂の力を引き出しましょう」と挨拶。続いて会員の体験を紹介する映像が放映され、本編の講演ビデオとなった。
間もなく改元となり新たな時代を迎える今、「私達はどのようして本当に幸せな人生、自分にしかない“オーダーメイドの人生 ”をつくり上げることが出来るのか」と高橋氏は問いかけた。まず自分の内面がどのように出来上がったのか、生い立ちや過去を通して自分自身を知り、未来への新たな道を開くことが大事だと説いた。
講演では一人の会員を壇上に上げ、実際に経験した出来事や状況、その時の心情等を説明しながら、高橋氏の教えをもとに人生を切り開く具体例を分かりやすく説いていった。最後に高橋氏が「あきらめずに探さなければオーダーメイドの人生は見つからない。過去のなぞを解き、新たな自分を見出す1年を」と締めくくると会場から大きな拍手が起こった。
映像の後には、高橋氏が新年の祈りを込めた『神理カード』の授受が行われた。このカードには12通りのキーワード『菩提心』が書かれており、1年の指針となる教えが記されている。一人一人受け取ると説明に見入っていた。
内面を知る方法として、今回も自己診断コーナーが設けられた。質問用紙に回答し、機械で読み取ると一瞬にして自分の性格の傾向が分かる。休憩時間等に多くの参加者がスタッフに聞きながら取り組んでいた。
サンパウロ市のビデオ講演に初参加したというテレジーニャ・リベイロ・ダ・シルバさん(63、モジ・ダス・クルゼス市在住)は、「この教えはとても素晴らしい。当地でも必要な考え方だと思う」と感動した様子。自己診断の結果も「確かにその通り」と納得していた。