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「ネイマールの誕生会、行くんじゃなかった」 ブラジル代表期待の中盤、アルトゥールが反省

 FCバルセロナFCでプレーし、ブラジル代表(セレソン)でも期待されているミッドフィルダー、アルトゥール(22)が12日、記者会見で「ネイマール(PSG)の誕生会に出席したのは過ちだった」と語り、話題を呼んだ。

 これは、13日に本拠地カンプノウで行われる欧州チャンピオンズ・リーグの対リヨン(フランス)戦を前にしたインタビューでのことだ。

 このインタビューでアルトゥールは、「(2月5日に)ネイマールの誕生会のために、わざわざパリにかけつけたのは失敗だったよ」と語った。

 この誕生会に出席した翌6日、アルトゥールはスペインにとんぼがえりして、スペイン国王杯準決勝、国内最大のライバル、レアル・マドリッド戦に先発出場した。だが、「戻りのフライトの時から、どこか違和感があった」とし、結果、開始25分で交代。太ももの故障で、2月27日に行われた試合にも欠場することになった。

 9日の試合も45分間しか出場できなかったアルトゥールだが、記者会見では、「もっと責任感をもつべきだった。回りにも迷惑をかけてしまい、すまないと思っている」と反省の弁を述べた後、「ケガの後は少しずつペースを戻さなければならないけど、明日の試合は90分間、フル出場できるよ」と約束した。

 アルトゥールは2017年にブラジル・サッカー界に彗星のように登場し、同年の全国選手権で最優秀新人賞を獲得。グレミオの南米一に貢献した。バルセロナへは18/19年のリーグ戦を前に移籍。ここまでで18試合に出場と、レギュラークラスで活躍している。そのプレー・スタイルはバルセロナのかつての名選手、シャビを髣髴させるものと、高い評価を得ている。

 また、セレソンでも、昨年のW杯終了後から本格的に召集を受け始め、「期待の中盤選手」として、ほぼ毎試合、先発出場を続けている。(12日付グローボエスポルテより)