12日、ブラジルのネットでは「コインシデンシア(奇遇)」という言葉が飛び交った。それは本面でも報じたように、マリエーレ・フランコ氏を殺害した容疑者の一人はボルソナロ大統領の隣人で、互いの子供が交際していると警察が発表してしまったことと、もう一人の容疑者がボルソナロ氏と写真に写っていることを受けたものだ。ボルソナロ家に関しては、以前から、マリエーレ氏を殺害したと目されていたミリシアと長男フラヴィオ氏との関係が囁かれるなどしていたが、これで拍車がかかりそう。これが単なる「奇遇」で終わるか、さらにまた新しいものが加わるのか。大いに気になるところだ。
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このところ、リカルド・ヴェレス・ロドリゲス教育相と、「グル」の呼び名で知られ、ボルソナロ一家にも影響を与えてきた極右の思想家、オラーヴォ・デ・カルヴァーリョ氏との対立が話題を呼んでいる。ヴェレス教育相はそれまでに7人のオラーヴォ派官僚を免職させてきたが、12日には教育省ナンバー2のルイス・アントニオ・トッツィ氏まで解任。内部がゴタゴタになっている。こんな状況で、一番肝心な国の教育事業がほったらかしにされないか、心配だ。
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12日のサッカーのリベルタドーレス杯のグループリーグで、パルメイラスは本拠地のサンパウロ市アリアンツ・パルケでの対メルガール(ペルー)戦を3―0で圧勝し、2連勝。中国リーグMVP経験のあるグラールの得点などで、2試合で5得点、無失点と強さを見せ付けている。次節は4月2日、敵地アルゼンチンでのサンロレンソ戦だ。